デイリーニュース

  • さようならファイアハウス:ダウンタウン・コミュニティTVの歴史的建造物での8年を経てデモクラシー・ナウ!が新居に引っ越しへ

    かつて消防署だったニューヨークのダウンタウン・コミュニティ・テレビジョン(DCTV)の歴史的建物から放送を続けて8年、デモクラシー・ナウ!は新しいスタジオに引っ越すことになりました。DCTV のケイコ・ツノとジョン・アルパートが私たちをここに招き入れてくれたのはあの9.11攻撃の少し前のことでした。以来ここは、この国の主要コミュニティTVの中心地の1 つにおけるわれらが愛すべき拠点になりました。これから2週間ほど各地からの出張放送に出ますが、その後に新しいスタジオからの放送が始まります。新スタジオは何年も多くの印刷機に埋まっていた古いグラフィックアート関係のビルディングの中にあります。
    dailynews date: 
    2009/11/13(Fri)
    記事番号: 
    5
  • ACORN が米政府を提訴 助成金打ち切りは憲法違反の狙い撃ち

    反貧困団体 ACORN が、連邦議会が同団体を懲罰的に標的にしているとして米政府相手に訴訟を起こしました。この9月、連邦上下院は ACORN への連邦助成金を打ち切る法案を採決しました。売春婦とその元締めに扮した保守派の活動家たちに ACORN の職員が税金対策のアドバイスをしているところを秘密裏に撮影したビデオが公開されたからです。ACORN は長いこと右翼から非難の的にされてきました。貧困者たちに差し押さえへの対抗手段や税金問題の処理に関して助言したりして有権者登録を勧めていたからです。この訴訟の ACORN 側代理人であるビル・キグリーに話を聞きます。彼は「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights)の法律部長です。
    dailynews date: 
    2009/11/13(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 米政府イランとつながるとして4モスクを差し押さえ イスラム団体は宗教の自由を脅かすと反発

    イランと金銭的なつながりが疑われるとして、連邦検察官が4つのモスクと、ある非営利団体に属するニューヨークの高層ビルの差し押さえに動いています。米国イスラム関係評議会(CAIR ; the Council on American Islamic Relations)は、礼拝の場の差し押さえは米国のムスリム・コミュニティの宗教の自由を脅かすと警告しています。
    dailynews date: 
    2009/11/13(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 9.11同時多発テロの首謀者とされる人物と他の4人のグアンタナモ収容者が NY 連邦法廷で公判に

    米司法長官エリック・ホルダーは本日、2001年の9.11米国同時多発テロ事件を計画した罪で起訴した5人の男性の裁判を、特別軍事法廷ではなくニューヨークの連邦刑事法廷で行うと発表する予定です。5人の中には事件立案者とされるハリド・シェイク・モハメドが含まれます。これはオバマ政権によるグアンタナモ収容所閉鎖に向けての最初の重要な動きの1つです。グアンタナモ基地といまもそこに拘束されている200人以上の男性たちの今後がどうなるのか、英国のジャーナリストで歴史家でもあるアンディ・ワージントンに話を聞きます。彼は The Guantanamo Files: The Stories of the 774 Detainees in America’s Illegal Prison(『グアンタナモ・ファイル:アメリカの違法刑務所にいる774人の被拘束者たちの物語』)の著者です。
    dailynews date: 
    2009/11/13(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米国の不正義を問う映画を作り続けて20年 不正義の根源に迫るマイケル・ムーアの新作ドキュメンタリー"Capitalism: A Love Story"(『資本主義:ある愛の物語』)

    アカデミー賞受賞映画監督マイケル・ムーアは、 1989年の名作『ロジャー&ミー』以来、自分の作品はどれも「我々米市民が、不公平で、不当で、非民主的経済システムのなかで暮らしているという問題に戻ってくる」と語ります。新作"Capitalism: A Love Story"(『資本主義:ある愛の物語』)でムーアは、米国の金融制度と、立場を入れ替えながらそれを牛耳っている、ワシントンの政治家たちと企業家たちにぶつかっていきます。「ずばり、今の経済システムを何とかして、1%の大金持ちではなく皆に利益がいきわたるようなシステムを作ろうじゃないかと言いたかった」とムーアは語ります。

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    ★ ニュースレター第23号 (2009.12.10)

    dailynews date: 
    2009/9/24(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 米コネチカット 土地接収をめぐる怒りの再燃: 誘致企業ファイザー撤退で開発計画頓挫

    コネチカット州ニューロンドンの自宅所有者たちがかつて市の幹部たちと戦ったことがありました。製薬大手ファイザーの研究所を誘致する民間土地開発計画のために、ある一角の家屋をすべて接収するという計画が発表されたときです。市はこれで何千もの職が生まれると言っていました。住民は提訴して抵抗しましたが、2005年、州最高裁の判決で敗訴しました。結果、その一角はすべて整地されたのです。ところが今週になって、ファイザーはリサーチセンターの撤退を発表したのです。
    dailynews date: 
    2009/11/13(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 歴史的サミット 国連安保理の首脳会合が核拡散の制限を決議

    核兵器が拡散するのを制限するために国際社会の関与を強化しようという米国提案の決議を、国連安全保障理事会が全会一致で採択しました。ただしこの決議には核保有国が具体的な核廃絶のステップを取るように求めるといった強制力のある条項はありません。「核政策に関する法律家委員会」(LCNP)の事務局長ジョン・バローズに話を聞きます。彼はこの核決議に関してこのほど安保理理事国の数カ国の国連代表団と会談しました。
    dailynews date: 
    2009/9/25(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ノーベル平和賞のワンガリ・マータイ:米国が気候変動問題に取り組むなら世界中の国もそれに続くだろう

    地球温暖化に関する新たな調査の概要が明らかになり、気候変動は2007年に科学者たちが予測したよりも速くかつ広範囲に進行していることがわかりました。この新事実は国連気候変動会議で地球温暖化が最優先問題として取り上げられ、かつG20サミットがピッツバーグで開かれたと同じ週に明らかになりました。ノーベル平和賞受賞のケニヤの環境運動家ワンガリ・マータイに話を聞きます。国連サミットで彼女は国際的な市民社会の代表としてスピーチを行いました。
    dailynews date: 
    2009/9/25(Fri)
    記事番号: 
    3
  • イップ・ハーバーグを惜しむ:「オズの魔法使い」で虹を架けた男

    その名前には馴染みがないかれしれませんが、彼の歌は世界中の多くの人々に歌われています。本日はイップ・ハーバーグの人生と作品を紹介します。イップはブロードウェーの作詞家で「ブラザー・キャン・ユー・スペア・ア・ダイム?」などのヒット作があり、また、「オズの魔法使い」の歌の作詞を担当しました。マンハッタンのローワー・イースト・サイドにある貧しい家庭に生まれたイップは、自分の作る歌に常に強い社会的、政治的要素を込めて、人種差別や貧困と闘いました。生涯にわたり社会主義者であった彼は、長年当局のブラックリストに名前が挙げられており、追跡されていました。 イップの音楽と当時の政治を解説するのは、イップの息子、アーニー・ハーバーグです。まずはイップが若いころに行った、ガーシュイン兄弟との共同制作から「ブラザー・キャン・ユー・スペア・ア・ダイム?」までをみます。次に「オズの魔法使い」を詳しく検証し、最後に、ブロードウェーでかかるイップ・ハーバーグの歌の数々をメドレーで聞きながら、その背景にある当時の政治状況を振り返りました。
    dailynews date: 
    2009/11/16(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ピッツバーグで開催のG20サミットが際立たせるかつての鉄鋼の街の経済衰退

    G20参加の各国首脳や代表団が24日夕、警察が抗議者たちへの取り締まりを強めるピッツバーグに到着しました。この街はじつはこうした抗議行動には慣れっこで、労働組合蜂起などの長い歴史を持っています。長くピッツバーグに住んでいる歴史家で労働組合オルガナイザーのチャールズ・マコレスターに、このかつての鉄鋼の首都の変貌を語ってもらいます。
    dailynews date: 
    2009/9/25(Fri)
    記事番号: 
    2

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