テキサス州控訴裁判所は15日、否認を続けている殺人罪で死刑宣告を受けたアフリカ系アメリカ人ロドニー・リードの死刑執行を一時停止するという驚くべき決定を下しました。死刑は20日に執行される予定でした。同裁判所は、検察側に不正があるとする申立を調査する再審理を命じました。1996年、当時19歳の白人女性ステーシー・スタイツを殺害したのは他の男であることを示唆する証拠が続出し、米国ではここ数週間でリードの無実の訴えを支持する人が数百万人に達しています。1998年、全員が白人の陪審はスタイツの体内からリードのDNAが発見されたことをうけてリードに死刑を宣告しました。リードとスタイツは事件当時、恋愛関係にありました。しかし、これまで無視されていた事件の詳細に新事実が浮上、当時スタイツの婚約者だった白人警察官ジミー・フェネルが犯人である可能性が出てきました。フェネルは後に別件の誘拐および強姦で服役しています。先月、フェネルと同時期に刑務所で服役していた男性が、フェネルが服役中、黒人男性と浮気した婚約者を殺したと認めたと記した宣誓供述書に署名したのです。ロドニー・リードの兄弟ロドリック・リード、義理の姉妹ウワナ・アクパン、長年リードの弁護を務めてきた「イノセント・プロジェクト」(Innocence Project)の上席弁護士ブライス・ベンジェットから詳しく聞きます。