« 前  

2012年3月28日(水)

  次 »
  • 医療保険に加入しない国民に罰金を課すことが憲法違反となるかどうかの審議が最高裁で進行中です。今日は医療保険業界の内部告発者ウェンデル・ポッターに登場してもらいます。ポッターは世界的医療保険会社シグナ(CIGNA)とヒューマナ保険会社(Humana)の元広報担当で、Deadly Spin: An Insurance Company Insider Speaks Out On How Corporate PR is Killing Health Care and Deceiving Americans(『命取りのスピン:保険会社社員が告発 業界広報がいかに医療保険を潰しアメリカ人を騙してきたか』)の著者です。「私自身は最高裁がどう判断を下すかについてはあまり意見を持たないというか関心がないんです」とポッターは言います。「我々はいずれ、営利目的の保険会社を医療保険提供者から排除しなくてはならないし、営利企業が自国の医療保険制度を運営することを許していない他の先進諸国のようなシステムに変えていく必要があるのです」

  • 米国議会は、空港での全身スキャナーについて「効果的な安全対策なのか、安全という名の見せ物なのか」と題した公聴会を開きました。独立機関の評価が出るまで全身スキャナーの使用差し止めを求める訴訟が起きています。今日はその核心である健康上の安全性の問題について議論します。運輸保安局(TSA)は今年1月の時点で全米165の空港に計640の全身ミリ波スキャナー及びX線後方散乱式スキャナーを設置しています。全身スキャン検査を拒否した者は、全身を普通以上に触られるボディ・チェックや、手を使ったマニュアル・チェックに直面します。「TSAは [健康への危険性] を問われると、いつも彼らが他の連邦機関と共同で手配した研究を資料として挙げてきて、独立した専門家に独自評価をさせることを拒否しています」と言うのはマーク・ロッテンバーグです。彼はTSAを訴えている電子プライバシー情報センター(Electronic Privacy Information Center)の事務局長です。「(スキャナーの)効果が認められないこと、プライバシーが侵害されること、そして真の独立した評価付けを当局が行っていないこと、これらすべての理由で我々はこの全身スキャンのプログラムを差し止める訴訟を起こしたのです」。この新型スキャナーに関して批判的な記事を書き続けているプロプブリカの記者マイケル・グラベルにも話を聞きます。

  • 米国とパキスタンの軍事高官が今日、イスラマバードで会談します。昨年11月にNATOの空爆によって24人のパキスタン兵士が死亡して以来初めての高官会談です。この会談の開催はオバマ大統領とパキスタンのユーセフ・ラザ・ギラニ首相の会談の翌日ということになります。この二国の関係は秘密裏に遂行されたオサマ・ビン・ラーデンの殺害作戦、無人機攻撃の増加、CIAの契約職員であるレイモンド・デイビスによる2人のパキスタン人の殺害、そして前出の昨年11月の空爆をめぐって悪化しきっています。ラホールを拠点とするベテランのパキスタン人ジャーナリストであるアハメド・ラシッドに、彼の新著、Pakistan on the Brink: The Future of America, Pakistan and Afghanistan(『瀬戸際のパキスタン: アメリカ、パキスタンそしてアフガニスタンの未来』)について語ってもらいます。

Syndicate content