デイリーニュース

  • ジュリアン・アサンジ 「新しいマッカーシズム クリントンの敗北をロシアとウィキリークスの責任とする民主党を批判」

    トランプ大統領の就任から100日がたとうとしています。トランプ陣営は、2016年の大統領選挙に影響を与えることを目的にロシア政府高官と内通していた容疑で複数の捜査に直面しています。今日のデモクラシー・ナウの独占放送では、ロシアの選挙介入疑惑の核心人物、ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジと話します。 ウィキリークスは2016年7月の民主党全国大会の直前に、民主党全国委員会の内部Eメール2万通を公開しました。さらに10月7日から投票日までの期間に、ヒラリー・クリントンの選対委員長ジョン・ポデスタのEメール2万通を公開し、クリントン陣営について多くの否定的な話に火をつけました。情報機関は、Eメールのハッキングはロシアによるものと結論付けました。ウィキリークスは、ロシアは情報源ではないとの主張を続けています。ロンドンのエクアドル大使館にいるアサンジと話します。

    dailynews date: 
    2017/4/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 上院共和党 「核のオプション」を発動し最高裁判事に極右のニール・ゴーサッチを承認

    米上院は7日、14カ月近く前に死去したアントニン・スカリア判事の後任の最高裁判事としてニール・ゴーサッチを承認する最終票決を行いました。前日の6日、最高裁判事が単純過半数で承認されることを許す(「核のオプション」と呼ばれる)歴史的な変更を、上院の多数派を占める共和党議員が党の方針に従って可決していました。アメリカ進歩センターの行動基金(Center for American Progress Action Fund)上級研究員で、ブログサイト『シンクプログレス』(ThinkProgress)の司法セクション 編集者イアン・ミルハイザーに話を聞きます。著書にはInjustices: The Supreme Court’s History of Comforting the Comfortable and Afflicting the Afflicted(『不正義:裕福な者を慰め、困窮者を苦しめてきた米最高裁の歴史』)があります。

    dailynews date: 
    2017/4/7(Fri)
    記事番号: 
    3
  • トランプが本当にシリアの人々を助けたいなら難民の入国禁止を解き人道支援に資金提供するだろうと平和活動家

    シリアをめぐる討論会を続けます。米国は、少なくとも30人の子供を含む86人が死亡した化学兵器による攻撃への対抗措置として、シリア軍の飛行場へのミサイル攻撃を行いました。シリア政府は、攻撃を行ったことを否定しています。シリア系カナダ人作家のヤザン・アル=サーディがベイルートから討論に加わり、「どちらの大国も(中略)シリアの自己決定権やシリア人の正義など構ったことではないのです」と語ります。コードピンク共同創立者のメデア・ベンジャミンは、「シリアの人々のために私たちが何か前向きなことをしたいと思っているのは本当です」と語ります。「そのためにすべきなのは、シリア難民の米国入国を阻むトランプの禁止令をすぐに解き、シリア難民が直面している人道的危機を救うために国連がぜひとも必要だとする50億ドルの資金提供を行い、最終的な停戦と政治的解決のためにロシアと協力することを求めることです」。討論には、ジャーナリストで元人権弁護士のアリア・マレク、政策研究所研究員のフィリス・ベニスも加わります。

    dailynews date: 
    2017/4/7(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプ政権によるシリア空軍基地の爆撃に世界が驚愕 国際法違反か

    米国は6日夜、議会の承認を経ることなく、シリア軍の飛行場を攻撃しました。シリアで戦争が始まって6年以上が経ちますが、シリア大統領バッシャール・アル=アサドの軍隊に対して米国が軍事行動を取るのはこれが初めてです。米国は、アサドの軍隊が、この空軍基地を使って化学兵器による攻撃を実行し、少なくとも30人の子どもを含む86人を殺害したと非難しています。シリアはこれに対し、攻撃を行ったことを否定しています。本日の討論会ではまず、アレッポ出身のシリア系米国人で作家のリーナ・サージー・アッタールが、「6年にわたる大量虐殺が行われた後(中略)、今日、軍の飛行場が一つ減ったことを嬉しく思います」と語ります。ジャーナリストで元人権弁護士のアリア・マレク、政策研究所研究員のフィリス・ベニスも討論に参加します。ベニスは、「トランプ政権の考え方の偽善ぶりには驚かされます」と言い、(米国の)空爆は戦争行為であり、シリアで戦っているすべての陣営が国際法を侵害していると論じます。

    dailynews date: 
    2017/4/7(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 大統領選中 中国は「米国をレイプしている」と非難したトランプが 習近平主席を自身所有のリゾートへ招待

    ドナルド・トランプは中国の習近平主席を、自身が所有するフロリダ州のリゾート「マー・ア・ラゴ」に4月6日、招待します。これは世界の2つの経済大国の首脳であるトランプと習首席の初顔合わせです。大統領選中トランプは繰り返し中国を攻撃し、一度は中国は米国を「レイプしている」とも非難しました。今回の会談の前日には、北朝鮮が再度弾道ミサイル発射テストを行いました。ファイナンシャル・タイムズ紙とのインタビューでトランプは、「中国が北朝鮮問題を解決しないのであれば、われわれがする」と発言し、北朝鮮に対し米が単独でアクションをとるつもりもあると警告しました。「アジア・ソサエティ」(Asia Society)の「米中関係センター」(Center on U.S.-China Relations)所長、オービル・シェルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/6(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ビル・オライリーをボイコット:セクハラ・スキャンダルで50社以上がFOXニュースの番組広告を停止

    FOXニュースの人気番組「オライリー・ファクター」のアンカーを務めるビル・オライリーに対し、5人の女性がセクシュアル・ハラスメントおよび不適切な性的行為を理由に訴訟をおこし、同局が総額1300万ドルで和解していたことが明らかになった件で、少なくとも52の広告主が彼の番組をボイコットしています。一方、3人目のFOXニュースの社員が人種差別を訴えての訴訟に加わりました。この社員らの主張によれば、元CEOロジャー・エイルズを含む同局上層部は、ある白人マネージャーによる「長年に渡る執拗な人種的憎悪」に彼らが晒されているのを知りながら、介入を拒否しました。「オライリー・ファクター」への広告ボイコットを企業に呼び掛ける大々的なキャンペーンを行った人種正義NPO「カラー・オブ・チェンジ」(Color of Change)で、同キャンペーンを担当したアリシャ・ハッチに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/6(Thu)
    記事番号: 
    3
  • FOXニュースの人気アンカー ビル・オライリーとトランプ大統領をセクハラで訴えた弁護士に聞く

    FOXニュースの人気番組「オライリー・ファクター」のアンカーを務めるビル・オライリーに対し、5人の女性がセクシュアル・ハラスメントおよび不適切な性的行為を理由に訴訟をおこし、同局が総額1300万ドルで和解していたことが明らかになったことで、FOXニュースの彼の番組への広告をボイコットした広告主は少なくとも52社に増えました。しかしドナルド・トランプ大統領はオライリーを擁護するコメントをしています。他にも数人の女性が同様の訴えをしています。ホワイトハウスの大統領執務室で4月5日に行ったニューヨークタイムズ紙とのインタビューで、トランプは「彼のことは良く知っていると思っている。彼は善人だ……和解すべきではなかったと思う。個人的には、和解すべきではなかったと思う。裁判で最後まで戦うべきだった。ビルは悪いことはしなかったと私は思う」と発言いました。本日は、リサ・ブルーム弁護士に話を聞きます。ブルーム弁護士は、ビル・オライリーから性的誘いをかけられたと公に糾弾した女性の1人ウェンディ・ウォルシュ医師の弁護士で、トランプのフロリダ州の事業における部下でビジネス・ディナー中にトランプに痴漢され、後にも娘イバンカの寝室で性的暴力を振るわれそうになったとして彼を訴えたジル・ハースの弁護士も務めました。

    dailynews date: 
    2017/4/6(Thu)
    記事番号: 
    2
  • この終わりなき悪夢を止めなければ:化学兵器攻撃の犠牲者が増える中 シリア人作家が語る

    シリアの反体制派支配地域イドリブでの、化学兵器を用いたと見られる攻撃で犠牲者は86人に達しました。これには少なくとも30人の子ども達が含まれます。また、数十人の一般市民も負傷しました。国際社会の多くが、今回の化学兵器攻撃はシリア軍によるものだとしています。シリア政府はこの疑惑を否定し、今回の化学物質放出はシリア軍が空爆をした際、反体制派グループ支配下にある化学兵器備蓄庫に被弾したためだと主張しています。一方、ワシントンでトランプ大統領は、今回の攻撃でシリアへの見方が変わったと発言しました。先週、トランプ政権は、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領の辞職は求めない方針を示唆していましたが、4月5日の記者会見でのトランプは、その論調が変化していました。アレッポ出身のシリア系米国人作家リーナ・サージー・アターに話を聞きます。アターは、シリア内外の同国人支援をする慈善団体「カラム財団」(Karam Foundation)の共同創設者で理事長です。

    dailynews date: 
    2017/4/6(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ノーム・チョムスキーがファシズムを語る 米国でも起こりうるか?

    ノーム・チョムスキーは10歳の時、最初の論文の一つを書きました。テーマはフランコ将軍の率いるファシスト勢力によるバルセロナの陥落でした。ファシズムがかつて、いかにヨーロッパで台頭したか、米国でそれが起こる可能性はあるのかについて、チョムスキーと議論します

    dailynews date: 
    2017/4/5(Wed)
    記事番号: 
    6
  • チョムスキー:1960年代の民主化運動を大企業はいかに破壊しようとしたか

    今週は、キング牧師がリバーサイド教会で行った演説「ベトナムを超えて」の50周年の週に当たります。キング牧師はこの演説で、米国は「世界最大の暴力の供給者だ」と語りました。この革命的な政治の季節について、またそれによって解き放たれた反革命的な勢力について、世界的に有名な政治的反体制派で言語学者、作家のノーム・チョムスキーをゲストに迎えて議論します。チョムスキーは、100冊以上の書籍の著者で、近著にはRequiem for the American Dream(『アメリカン・ドリームへのレクイエム』)があります。

    dailynews date: 
    2017/4/5(Wed)
    記事番号: 
    5

Pages