ニューヨーク市のムスリム・コミュニティの代表者たちが25日、地域の民族グループや異教徒間グループとともに市役所に集まり、ニューヨーク市警本部長のレイモンド・ケリーと同報道官のポール・ブラウンの辞任を求めました。"The Third Jihad"(『第三の聖戦』)と題した反ムスリムのドキュメンタリー映画が教練中の1500人の警察官を前に上映されたことが明らかになってのことです。当初否定していたNY市警も現在はこれを認め、さらにケリーがこの映画監督に90分におよぶインタビューを受けていたことも認めました。ケリーはこれを謝罪しています。最近、同市警がムスリム居住区を対象に秘密監視プログラムを行っていたことがわかり警察とムスリム・コミュニティとの緊張が高まっていたところにこの騒ぎです。アラブ系アメリカ人活動家リンダ・サーソアに話を聞きます。彼女は先月、ホワイトハウスで「変革のチャンピオン」賞を受賞した人物です。