元米政府の情報分析官が10日(木)に逮捕され、秘密裏に遂行されている米国の無人機プログラムに関する文書を漏らしたとして、スパイ取締法違反の容疑で起訴されました。ダニエル・ヘイル(31歳)はナッシュビルで逮捕され、有罪になれば最長で50年の禁固刑です。ヘイルは、トップシークレットを含む11件の機密文書を報道記者に開示した容疑で起訴されました。起訴状に記者の名前は記されていませんが、匿名の政府関係者が報道機関に語ったところでは、その記者は『インターセプト』の調査報道ジャーナリスト、ジェレミー・スケイヒルです。 2015年、『インターセプト』は『ドローン文書』と呼ばれる特別報道を発表し、米軍がアフガニスタン、イエメン、ソマリアで展開する暗殺計画の内部の動きを明らかにしました。ダニエル・ヘイルを取り上げたドキュメンタリー「ナショナル・バード」(National Bird)の抜粋を放送し、ファースト・ルック・メディアの「報道の自由防衛基金」ディレクターを務める『インターセプト』のジェイムズ・ライゼンと話します。