【20/11/06/3】ジョージア州では初めてバイデン候補がトランプ候補をリードしました。アトランタから、最新情報をお届けします。ジョージア州の激戦が2020年の大統領選挙の決め手になるかもしれません。長く共和党王国だったジョージアが民主党に傾いた陰には、地元でのコミュニティ活動家の働きがあったと多くの人が指摘しています。その一人がステイシー・エイブラムスです。彼女は2018年のジョージア州知事選に立候補し、投票抑圧行為の訴えが方々で上がる中で激戦の末に敗れましたが、それ以来ずっと、自分の組織「フェア・ファイト」と「フェア・カウント」を通じて投票率を上げるための大規模な取り組みを主導してきました。ジョージア州の上院2議席をめぐる争いも共に決戦投票に持ち込まれそうな情勢であり、共和党が上院の過半数を守り切れるかどうかはジョージアの2議席にかかっている可能性があります。アトランタに拠点を置くフリーランスのジャーナリストで、選挙の公正と投票権に注目しているアノア・チャンガは、「有権者登録を拡大するために、地域社会が深く関与した幅広い努力が行われてきました」と語ります。