「アメリカン・フォークミュージックの女王」と呼ばれた黒人女性歌手のオデッタは、アメリカをルーツとする音楽、特にアフリカ系アメリカン・フォークやブルース、ゴスペルを世界中の人々に紹介しました。オデッタは12月初めに死去しました。公民権運動のパイオニア、ローザ・パークス( 1955年に白人にバスの座席を譲るのを拒否し逮捕された)は、彼女にとって一番重要な歌は何かと聞かれたとき「オデッタが唄う歌すべて」と答えています。オデッタの歌と発言を映像で振り返りながら、SNCC (Student Nonviolent Coordinating Committee =学生非暴力調整委員会)フリーダム・シンガーズのオリジナルメンバーで、スウィート・ハニー・イン・ザ・ロック(黒人女性シンガー6人と手話通訳1人のアカペラグループ)の創始者バニース・ジョンソン・リーゴン博士から話を聞きます。