デイリーニュース

  • ポーランドの気候変動会議閉幕の中、オバマ次期大統領が環境対策チームを発表

    オバマ次期大統領は、次期政権における気候変動とエネルギー担当の閣僚人事を発表し、エネルギー長官にノーベル物理学賞受賞のスティーブン・チュー、環境保護局(EPA)長官に、現在ニュージャージー州知事ジョン・コーザインの主席補佐官を務めているリサ・ジャクソンを指名しました。元EPA長官のキャロル・ブラウナーは、環境問題を監督するためにホワイトハウスに新設された諮問委員会の長に、ロサンゼルスの副市長ナンシー・サトリーは、ホワイトハウスの環境評議会議長を務めます。オバマ次期大統領は12月15日にシカゴで行われた記者会見で、米国の輸入石油への依存に対処する改革を推進していくと強調しました。

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    ★ DVD 2009年度 第1巻 「環境とエネルギー」に収録

    dailynews date: 
    2008/12/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 盗聴プログラムを内部告発した米連邦政府職員が正体明かす

    ブッシュ政権による令状なし国内盗聴プログラムを暴露した内部告発者が、その正体を明かしました。元司法省当局者のトーマス・タムは、ニューズウィーク誌とのインタビューの中で、盗聴プログラムのことを話すために2004年にワシントンDCの地下鉄の公衆電話からニューヨークタイムズ紙に個人的に電話をかけたと話しています。タムは当時、司法省の「諜報政策検討局」(Office of Intelligence Policy and Review)で弁護士として勤務していました。テロリストと諜報対象への監視活動を監督する同局の内実はあまり知られていません。
    dailynews date: 
    2008/12/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • イスラエルによるガザ封鎖を「人道に対する犯罪」とした国連人権捜査官 拘束後にイスラエルから追放

    国連高等人権弁務官ナビ・ピレーが、国連人権捜査官リチャード・フォークに対するイスラエルの処遇を「前代未聞で、大変遺憾である」と非難しました。フォークはテルアビブのベン・グリオン空港20時間にわたって拘束された後、15日にイスラエルから強制退去となりました。フォークの拘束と追放は、彼がガザ封鎖を「目に余る、大掛かりな国際人道法違反」であり「人道に対する犯罪」と呼んだ数日後に起きました。そのフォーク氏自身に、今回の顛末を聞きましょう
    dailynews date: 
    2008/12/17(Wed)
    記事番号: 
    3
  • メイドフ事件で各種慈善事業や財団が閉鎖へ SECはこの歴史的な500億ドル金融詐欺への警告を何度も見逃す

    証券取引委員会(SEC)は、ウォール街の伝説的人物バーナード・メイドフによる、「ポンジー・スキーム」と呼ばれる詐欺行為を発見する機会を何度も見逃したと認めました。この事件は史上最大の金融詐欺となるかもしれません。つぎ込んでいたすべての基金が無に帰して、いくつかの非営利団体や財団が閉鎖に追い込まれています。閉鎖したニューヨークのJEHT基金のロバート・クレインと、プロプブリカのポール・キールに話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2008/12/17(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 米政府報告書 イラク復興は米予算1千億ドルの失敗

    未公表の米連邦政府報告書では、イラクでの米国による再建努力は1千億ドルをかけた失敗であると結論づけられていました。再建とは名ばかりで、実際はイラク進攻とそれに続いて起こった略奪によって破壊されたものを修復したに過ぎないと報告しています。この報告書のコピーを入手した調査報道ウェブサイト「プロプブリカ」ジャーナリスト、T・クリスチャン・ミラーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/12/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 保守、急進対立の妥協点か 教育長官にアーン・ダンカン氏

    次期教育長官に任命されたアーン・ダンカンは、全米で3番目に大きい公立学校組織を持つシカゴ市の教育長として、チャーター・スクールを拡大し、教員給与の成果報酬制を開始しました。ダンカン任命は、教育政策をめぐる急進派と保守派の溝を埋める妥協策と見られます。教育学の教授であり、長い間シカゴで教育改革の運動を続けているマイケル・クロンスキーと、有名な教師で作家、市民運動家のデボラ・マイヤーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/12/18(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 環境保護団体の要望かなわず 内務長官にはコロラド州上院議員ケン・サラザール

      さらにオバマの新たな閣僚人事を見ていきます。コロラド州のケン・サラザール上院議員が内務長官に任命されました。多くの環境保護団体がアリゾナ州のラウル・グリハルバ下院議員を任命するよう要請していたにも関わらず、オバマ次期大統領はサラザール上院議員を選びました。
    dailynews date: 
    2008/12/18(Thu)
    記事番号: 
    2
  • オバマ次期政権の農務長官に、エタノール燃料推進派で農業企業支持の前アイオワ州知事トム・ビルサック任命される

    バラク・オバマ次期大統領は、トム・ビルサック前アイオワ州知事を次期農務長官に正式に任命しました。エタノール燃料を推進するビルサックは今後 105,000人のスタッフと950億ドルの予算を仕切ることになります。有機消費者連合(the Organic Consumers Association)のロニー・カミンズと、全米オードゥボン協会(the National Audubon Society)のブライアン・ムーアに、ビルサック任命について話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/12/18(Thu)
    記事番号: 
    1
  • マイアミの草の根グループ 困窮家族を空き家に住まわせる活動中

    マイアミの草の根グループ「テーク・バック・ザ・ランド」(土地を取り戻せ)が差し押さえで家を失った家族たちを助ける運動を始めました。その差し押さえ物件の空き家に、法律を無視してホームレス家族を勝手に引っ越しさせるという活動です。グループ創設者であるマックス・ラモーに話を聞きました。

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    dailynews date: 
    2008/12/19(Fri)
    記事番号: 
    3
  • カトリーナの陰の人種戦争:災害直後のニューオーリンズで白人自警団がアフリカ系住民11人に発砲

    ショッキングな記事が出ました。ネイション誌の最新号が、ハリケーン・カトリーナ後の白人自警団がニューオーリンズ市内で少なくとも11人のアフリカ系住民に発砲していたという、パトロール活動の実態を暴露しています。所轄の警察はこれらの発砲事件に関して1度も捜査をしたことがありません。記者のA・ C・トンプソンと、白人自警団に撃たれて瀕死の重傷を負ったニューオリンズ市民のドネル・ヘリントンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/12/19(Fri)
    記事番号: 
    2

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