デイリーニュース

  • オバマ大統領が移民政策を準備 国外退去と戦い続けることを誓う移民者権利の活動家ら

    オバマ大統領が在留資格のない移民を国外退去から守ることを誓った中、この政策の影響を直接的に受ける可能性がある2人の人物に話を聞きます。ロシ・カラスコと娘のイレーリ・ウンズエタ・カラスコは、「国外退去に反対する組織化した地域(Organized Communities Against Deportations)」のメンバーです。ロシに初めてインタビューしたのは、彼女が2012年民主党全国大会で、国外退去を止めるようオバマに呼びかける抗議行動を行い、逮捕される寸前の時でした。彼女はメキシコで生まれ、米国で20年間生活をしています。イレーリは、ドリーム法案(DREAM Act)の活動家で、移民在留合法化プログラム(Deferred Action)を受けています。

    dailynews date: 
    2014/11/17(Mon)
    記事番号: 
    2
  • オバマ大統領の移民政策は不充分過ぎ? 提案策は在留資格のない移民全体の半分以下が対象に

    オバマ大統領は、在留資格のない何百万人もの移民を国外退去させないようにする法的措置の発行を検討しています。オバマ大統領の案は、正式で永続的な在留資格ではなく、多くの移民が労働許可証を取得し、社会保障番号をもらい、自身の名義で合法に働くことができるようにするためのものだとニューヨーク・タイムズ紙は伝えています。またもう1つの重要な項目によって、米国籍の子どもの親の強制退去を防ぐことができるようになるかもしれません。この大統領案でどれほどの人たちが救済されるのか、デモクラシー・ナウ!の共同ホストのフアン・ゴンザレスが分析します。

    dailynews date: 
    2014/11/17(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ラッセル・ブランド 革命 格差拡大 薬物中毒 警察の軍事化 ノーム・チョムスキーを語る

    ラッセル・ブランドは長年イギリスで最も人気のあるコメディアンですが、過去12カ月でイギリスの政治的左翼の代表的な発言者としても活躍するようになってきました。彼は緊縮政策に反対する抗議行動に参加し、米国の「ウォール街を占拠せよ」抗議運動で演説し、ハッカー集団アノニマスと一緒にデモ行進をしたりしました。ドラッグ中毒を克服した経験から、ブランドはイギリスの薬物法に対する批判でも中心的な存在となっています。こうした批評活動をさらに敷衍した新著が出版されました。書名はRevolution(『革命』)です。

    dailynews date: 
    2014/11/14(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 米民主党がロレッタ・リンチの司法長官承認を先送る一方 有色人種青年非行防止プログラムへの女性の含有を求められる政府

    11月13日米民主党議員は、新たに選出された議会への移行期となるレームダック会期をどう乗り切るかについての会合を開きます。重要な議題の一つが、次期司法長官候補ロレッタ・リンチの上院司法委員会の指名承認公聴会のタイミングです。公聴会は、共和党が上院の実権を握る年明けに持ち越される可能性が高まっているようです。もし承認された場合、リンチはアフリカ系アメリカ人女性初の司法長官となります。リンチのロースクール時代の同級生のひとりで、現在はUCLAおよびコロンビア大学の教授を務め、「アフリカ系アメリカ人政策フォーラム」(African American Policy Forum)を創設したキンバリー・クレンショウに話を聞きます。クレンショウには、オバマ政権の呼び掛ける、地域コミュニティ組織とビジネスの参加による、有色人種の青年のための非行防止運動「マイ・ブラザーズ・キーパー」(My Brother’s Keeper)プログラムに、有色人種の少女と女性をもっと多く含めるよう働きかける運動についても進行状況を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/11/13(Thu)
    記事番号: 
    3
  • メキシコの行方不明学生たちは 米支援の対麻薬戦争の犠牲者?

    メキシコでは行方不明の学生43人を巡り激しい抗議が巻き起っていますが、同国での暴力に米国が果たしている役割についてみていきます。「国際政策センター」(The Center for International Policy)によると、米国はこれまでに、メキシコのいわゆる「麻薬戦争」支援に約30億ドルを費やしました。2006年にフィリペ・カルデロン大統領のもとで麻薬戦争がはじまって以来、麻薬にからむ暴力事件で10万人以上が殺害されています。米国の支援には、「メリダ・イニシアティブ」(Merida Initiative)通じて提供された24億ドルの資金供与も含まれます。メリダ・イニシアティブは、ジョージ・W・ブッシュ政権の時代にメキシコの警察を支援する3年間の期限つきプログラムとして始まりましたが、オバマ政権の下で無期限に延長されました。メキシコシティに本部を置く「国際政策センター」の「米州政策プログラム」(Americas Policy Program)理事長ローラ・カールセンと、ジャーナリストのジョン・ギブラーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/11/13(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 学生の失踪への怒りが火をつけた政府支援の暴力に対する 抗議運動にゆれるメキシコ

    43人の学生が行方不明になったことに対する怒りが広がる中、メキシコのゲレロ州では抗議者たちが州議会に火をつけました。今から約7週間前の9月下旬、アヨツィナパ師範学校(Ayotzinapa teacher’s college)の学生たちが警察の襲撃を受け、行方不明となっています。メキシコの検事総長ヘスス・ムリリョ・カラムが11月7日、同事件の容疑者らが、学生たちを殺害し、ゴミ捨て場で遺体を焼却したと認めたと発表して以来、抗議運動は激しさを増しました。同事件では70人以上が逮捕され、その仲には警察に襲撃を命令したと告発されているイグアラ市長もいました。メキシコ各地で数万人が非暴力的抗議デモに参加する一方、一部デモ参加者は政府庁舎の包囲や、車への放火、主要道路の封鎖などをしています。行方不明の学生の親たちは、3グループに分かれメキシコ各地を巡回してわが子の帰宅を求めるツアーに出ると発表しました。ゲレロの州都チルパンシンゴから独立ジャーナリストで著書もあるジョン・ギブラーに話しを聞きます。「もうこれは汚職とは呼べないでしょう。警察とギャング組織が完全に一体化して同じ業界の2つの部門になったのです」とギブラーは言います。

    dailynews date: 
    2014/11/13(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 米国はなぜ敗れたのか:米退役中将 イラク アフガン戦争失敗の公式調査を要求

    イラクとアフガニスタンで軍の指揮を補佐し、3つの軍事勲章受章者でもある米軍退役中将ダニエル・P・ボルジャーが新著Why We Lost: A General’s Inside Account of the Iraq and Afghanistan Wars(『なぜ米国は敗れたか 中将が語るイラク・アフガン戦争敗退の内幕』)について語ります。「私は米陸軍中将だが、グローバルな対テロ戦争に敗退した。アルコール中毒者更生会(AA)では(回復への)第一歩はまず自分の問題を認めることだ。なら、言おう。私には問題がある。私の同僚にも。そして我々の問題のおかげで、いまでは全ての米国人が問題を抱えている。それは、2つの敗退した軍事作戦と失敗に終わった戦争だ。」とボルジャーは著書の中で述べています。ボルジャーは現在、なぜイラクとアフガニスタンの二つの戦争が惨憺たる結果に至ったか、9/11調査委員会が行ったような公式調査の実施を求めています。

    dailynews date: 
    2014/11/12(Wed)
    記事番号: 
    3
  • オバマ ネット中立性の保護を要請 懸念は自らが任命したFCC委員長の業界との強いつながり

    オバマ大統領は、自由で開かれたインターネットを支持する力強い声明を発表し、連邦通信委員会(FCC)に向け、インターネットを公益事業とみなし、ネット中立性の原則を支持するよう要請しました。声明の中でオバマは中立性保護のため、コムキャストのようなインターネット接続業者がウェブサイトへのアクセス阻止をしたり、コンテンツの速度を遅くしたり、有料で高速配信サービスを提供することを禁止するよう求めました。オバマの提案は、彼自らが任命したFCCの議長で、携帯電話とケーブル会社の元ロビイストであるトム・ウィーラーがネット中立性に関して大統領と袂を分かつ動きを見せたことを受けて発表されました。ワシントンポスト紙によると、10日、ウィーラーはグーグル、ヤフー、エッツィー(Etsy)の幹部に会い、より幅をもたせた解決が望ましいと伝えました。報道によればウィーラーは次のように述べました。「あなた方が望んでいるものは皆が望んでいるものと同じだ。つまり、ビジネスの邪魔立てにならないオープンなインターネットだ。私の仕事は、両者の言い分を採り入れた解決策を出すことだ」。10日、ネット中立性を求める抗議者グループがウィーラーの自宅ガレージの車寄せを封鎖し、出勤を妨害しました。

    dailynews date: 
    2014/11/12(Wed)
    記事番号: 
    2
  • オバマ 中国と温室効果ガス削減で合意ー共和党支配の議会による阻止は困難

    2大排出国である米国と中国は、今後10年あまりに渡る温室効果ガス削減の新たな目標制定で合意しました。習近平中国国家主席とオバマ米大統領が中国で行った発表によると、米国は2025年までに温室効果ガス排出を2005年の水準から26〜28パーセント下回るようにすることを目標にします。これは現在の目標を約2倍に強化する数値です。一方、中国は2030年を排出のピークとしその後は減少させると公約しました。中国が削減目標を公言したのは、これが初めてです。天然資源防衛評議会(Natural Resources Defense Council)国際プログラム代表のジェィク・シュミットに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/11/12(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「物語り隊」ベテランズ・デー・スペシャル:ある米兵と2人のイラク人少年の思いがけない絆

    ベテランズ・デー(退役軍人の日)の本日11月11日、受賞歴のある全米社会史プロジェクト「物語り隊」(StoryCorps)の中に録音された、ある退役軍人の声を放送します。「物語り隊」は2012年、9/11同時多発テロ後の退役軍人とその家族の物語を録音する「軍人たちの声」(Military Voices Initiative)を始めました。「物語り隊」は今回のベテランズ・デーに、こうしたインタビューをもとにした一連のアニメーションとラジオ特別番組を発表しています。この中から、オクラホマ州の陸軍州兵と共に2005年にイラクに派遣された技術兵のジャスティン・クリバーンが語った物語を放送します。バグダッドに駐留する間、クリバーンは付近に住む2人のイラク人少年と思いがけない友情を結びました。クリバーンは妻のディアンと共に、少年たちが彼の人生に残した、今も心に残る思い出について語ってくれます。

    dailynews date: 
    2014/11/11(Tue)
    記事番号: 
    3

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