デイリーニュース

  • 「私の息子たちの命が心配」:エリック・ガーナー事件大陪審決定に対する ニューヨーク市の抗議デモから 市民の声

    エリック・ガーナ―がチョークホールド(首絞め)により死亡した事件で、大陪審がニューヨーク市警の白人警官を起訴しないという決定を出したことをうけ、ブルックリン橋、ウエストサイド・ハイウェイ、リンカーン・トンネル、クリスマス・ツリーのライトアップ・セレモニーが行われていたロックフェラー・センター付近の6番街など、ニューヨーク市の一部を閉鎖する抗議デモが起こる中、80人以上が逮捕されました。デモクラシー・ナウ! のプロデューサー、レネー・フェルツが、12月3日夜、タイムスクエアで抗議活動を行っていたグループにインタビューしました。

    dailynews date: 
    2014/12/4(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「息ができない」:ニューヨークで激しい抗議運動 被害者の甥が語るエリック・ガーナー事件 大陪審決定

    エリック・ガーナーにチョークホールド(首絞め)を行い彼の死の原因を作ったニューヨーク市警の白人警官に対し、大陪審は不起訴の決定を出しましたが、その後米司法省はこの事件で公民権侵害がなかったかの捜査を行うと発表しました。アフリカ系アメリカ人で、6人の子どもの父親だったガーナーは、7月、チョークホールドをかけられ、地面に組み伏せられたのち死亡しました。大陪審の決定が出された後、ニューヨーク市のいたるところで発生した抗議で、ブルックリン橋、ウエストサイド・ハイウェイ、リンカーン・トンネルを含む、一部地域が閉鎖されました。デモ隊はグランド・セントラル駅でも、死者を模して横たわる抗議デモを行いました。少なくとも83人が逮捕されています。ガーナーの死は、ファーガソンの警官によるマイケル・ブラウン射殺事件のほんの数週間前に起こりましたが、警察による過度の武力行使と、ニューヨーク市警の軽犯罪取り締まり方針に対する全米での議論に火をつけました。ガーナーは7月17日、「バラ売り」(loosies)と呼ばれる、1本単位で売る非課税煙草を、スタテン・アイランドの路上で販売した容疑で、警察に職務質問をされました。ガーナーの遺族は、ニューヨーク市を、不法行為が引き起こした死亡、死亡前の苦痛および苦しみ、公民権侵害で訴える計画だと語っています。ガーナーの甥ブランドン・ダヴィッドソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/12/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • エクアドル当局 ヤスニの石油採掘反に抗議する活動家の気候変動キャラバンを押収

    ペルーのリマで行われる国連気候変動会議に向かう環境活動家を乗せたトレーラーが、エクアドル当局によって停止させられ押収されました。活動家グループ「ヤスニド」は1日、アマゾンでも種の多様性で有名なヤスニ生物圏保護区での石油採掘を非難するためキトを出発ました。同グループによると、彼らは24時間以内に7~8回停止させられ、最終的には当局がバスを押収し、2日の夜は高速道路の脇に留め置かれました。エクアドルのクエンカから二人のゲストに話を聞きます。ヤスニ生物圏保護区での石油採掘に反対するグループ、ヤスニドのメンバーでこのキャラバンのコーディネーター、エレナ・ガルベスと、このキャラバンと共に旅するジャーナリストのアリエル・グッドマンです。

    dailynews date: 
    2014/12/3(Wed)
    記事番号: 
    5
  • メキシコの行方不明学生の父 米国抗議者主催のドラッグ戦争反対の日に語る

    本日3日、少なくとも43の米国都市の連邦政府の建物で抗議者たちが抗議活動を行う予定です。彼らはメキシコ側の人権侵害が是正されるまで、米国によるメキシコの軍隊と警察への援助を停止することを求めています。9月に起こった43人の生徒の失踪が引き金となり、米国での組織者はメキシコの草の根運動とともに活動しています。抗議者達はハッシュタグ「#YaMeCansé」(英語版は「#UStired2」)を使ってメキシコでの暴力と人権侵害に抗議するキャンペーンを行っています。2008年以降、米国のメキシコへの軍事と保全への支援は30億ドルに達しています。本日は、失踪した43人の学生の一人、19歳のクリスチャン・アルフォンソ・ロドリゲスの父親クレメンテ・ロドリゲスと、#UStired2の組織者の一人で、カリフォルニア州立大学バークレー校のラテン政策研究所の客員研究者でありライターでもあるロベルト・ロバートに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/12/3(Wed)
    記事番号: 
    4
  • NY州シラキュース近辺の無人機基地での抗議活動で 平和活動家が2年の懲役に直面

    無人機攻撃の遠隔操縦に使われるニューヨーク州ハンコック・フィールドの州空軍基地で抗議デモを行ったことで、長年の平和活動家が、最長2年の懲役に直面しています。マーク・コルビルは、去年12月に逮捕されその判決が本日3日に下されます。「アップステート無人機連盟」(The Upstate Drone Coalition)が組織した非暴力抗議活動では、過去5年以上に渡り100人以上が逮捕されています。コルビルの判決が出る数時間前に、彼の平和活動と米国無人機戦争に反対する理由を伺います。

    dailynews date: 
    2014/12/3(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 米国の無人機爆撃は本当に「的確」なのか?1つの標的ごとに28人が殺害されているとの報告

    米国の無人機攻撃は一つの標的ごとに28人の身元不明の人々を殺害しているという新しい報告書が発表されました。オバマ政権は無人機攻撃は「的確」に標的を攻撃すると主張していますが、非営利団体「リプリーブ」(Reprieve)は、イエメンとパキスタンでは41人が標的となり、その攻撃で1000人以上の身元不明の人々が殺害されたと報告しています。例えば、アルカイダのリーダーであるアイマン・アル=ザワヒリ一人の殺害を図るため、CIAは76人の子供と29人の大人を殺害しました。それでもザワヒリは未だ生存しています。リプリーブの専従弁護士であり、この新報告書、You Never Die Twice: Multiple Kills in the U.S. Drone Program(『人は二度死ねない:米国無人機プログラムによる多重殺人』)の執筆者であるジェニファー・ギブソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/12/3(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 国連パネル米国を厳しく非難 警察の残虐性 拷問 幼児移民の扱い グアンタナモ刑務所を指摘

    ミズーリ州ファーガソンの警官によるマイケル・ブラウンの射殺に対して抗議行動が続く中、警察の残虐行為を止められないことに対し米国は国際的な圧力に直面しています。国連拷問等禁止条約委員会は、新しい報告書の中で「丸腰の黒人に対する警察の襲撃や致命的な追撃が頻繁で、繰り返し起こること」に対し深い懸念を示しています。同委員会はまた「米国の拷問・監禁行為、グアンタナモ湾収容所、子供を含む移民を『刑務所のような』拘置所に収容していること」も非難しています。国連拷問等禁止条約委員の委員であり、この報告書の作成者の一人であるジェンス・モドヴィグ博士に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/12/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • キリストとジョン・F・ケネディとローマ法王を自分の裁判に召喚しようとした統合失調症の男をテキサス州は死刑にするのか?

    精神疾患であると広く信じられているにも関わらず、12月3日に死刑執行が予定されているテキサス州のある囚人の事件を検証します。スコット・パネッチは統合失調症と初めて診断されてから10年以上経った1992年に彼の妻の両親を殺害し、有罪判決を受けました。その時点での彼の精神病歴には、海軍を除隊となる原因となった幻覚、統合失調症とうつ病による、しばしば裁判所命令の元で行われた14回の入院歴が含まれていました。彼の前妻は、彼が悪魔に取り付かれていると言って家具を埋めて、カーテンを釘で打ち付けて締めきったことを受け、離婚しました。パネッチの殺人事件裁判は、裁判所が指名した弁護士を彼が解雇し、彼が自分で自分の弁護を許可されたことで世間の注目を浴びました。彼は紫のスーツと帽子をかぶったカウボーイ姿で登場し、彼が自分の弁護のために召喚しようとした証人の中は、ジョン・F・ケネディ、ローマ法王、イエス・キリストなどが含まれていました。ある時点で彼は彼の別人格である「サージ」になり、第三者として殺人を犯したことを証言しました。その後、米最高裁判所は2007年、パネッチには自分が死刑に問われている理由の理解力がないと判断し、下級裁判所に対し、彼が死罪を宣告されるのに十分な思慮分別があるか見直すことを求めました。

    dailynews date: 
    2014/12/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • オバマの警察改革は変化をもたらすのか? ファーガソン事件で政治的な勢いをつけようとする現政権

    オバマ大統領はファーガソンおよび全米中の都市での抗議行動に応え、いくつかの新しい計画を発表しました。この中には、全米の警察部隊に対する「国民の信頼を築く」ための具体策を用意する新たな特別委員会、約5万人の警官に装着用カメラを配備する7500万ドルを含む2億6300万ドルの「地域社会防犯改革」(Community Policing Initiative)、そしてファーガソンの抗議行動の弾圧で使われたような軍仕様の備品や武器の地方警察部隊への配備に関する規則を厳しくする大統領令などが含まれます。しかし、オバマ大統領は活動家らの要求を拒否し、武器の支給そのものにはほとんど手をつけないと明言しました。オバマはまた、エリック・ホルダー司法長官を全米のコミュニティーの視察ツアーに送り出しました。ホルダーは間もなく、人種的分析を制限する新たな連邦指針を発表する予定ですが、この指針はファーガソンのような州や地域警察には適用されません。リーハイ大学のアフリカ研究の学部長で、The Hip-Hop Underground and African American Culture: Beneath the Surface(ヒップホップのアンダーグラウンドとアフリカ系アメリカ文化:表面から見えないもの)の著者であるジェームズ・ピーターソンから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/12/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 根源はアメリカの人種差別にある:ファーガソンの活動家 オバマとの会合後、警察による権力乱用を語る

    マイケル・ブラウン事件の大陪審による決定から1週間が経過し、オバマ大統領はファーガソンや他の地域での人種に基づいた個人識別と警察による暴力についての抗議行動に応える最初の重要政策を打ち出しました。オバマは、全米の活動家と役人らとの会合において、彼が言うところの「鬱積した不信感」に取り組むための過程を発表しました。オバマ政権によるこの対応は、元警察官のダレン・ウィルソンがブラウン殺害について不起訴となったことに対する抗議行動が全米で続くなかで、発表されました。12月1日、全米の約30の都市で、職場や学校を放棄した抗議者は、ブラウンの事件後彼の死の象徴として広がった両手を挙げる姿勢で行進しました。「両手を挙げよう行進」(Hands Up Walk Out)が行われた一方で、この抗議行動の主要指導者たちは街頭には出ず、ホワイトハウスの中にいました。オバマが会合に招いたなかには、ファーガソンおよび他の有色人種コミュニティでの抗議行動の組織を助けた7人の若い活動家たちが含まれていました。その中の一人で、「ミレニアル・アクティビスト・ユナイテッド」(Millennial Activists United)の共同設立者で、活動家、詩人、アーティストのアシュリー・イエイツから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/12/2(Tue)
    記事番号: 
    1

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