デイリーニュース

  • ノーム・チョムスキーが語る人生と愛:86歳にして現役 有名な体制批判家は新婚

    ノーム・チョムスキーは86歳にして、世界的に名を成す体制批判家、そして先駆的言語学者として相変わらず現役でいます。チョムスキーの私生活も新しい章に入ったところです。彼は最近、2度目の結婚による新しい妻バレリア・ワッサーマン・チョムスキーとの結婚1周年を祝いました。チョムスキーから新たに芽生えた愛の喜びと、非常に困難な世界を人々に理解させることが彼にとっての「特権」である理由について聞きましょう。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    7
  • ノーム・チョムスキーが語る「黒人の命は大切」:米国はなぜ奴隷制と人種差別の歴史を認めようとしないか?

    ノーム・チョムスキーが全米で起きている「黒人の命は大切」(Black Lives Matter)運動についての見解を話します。彼は、この運動を数百年前からの奴隷制と人種差別がいまだに解決していないことへの反応と呼んでいます。「[奴隷制は]我々の富と特権の基盤の大部分です」と、チョムスキーは言います。「米国に奴隷博物館がありますか? 現在、最初の博物館が個人の寄贈によって建設されているところです。奴隷制は、ネイティブアメリカンの根絶と駆逐とともに我々の歴史の核心をなしています。しかし、我々をそれを自覚していないのです」。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    6
  • チョムスキー:財政緊縮という「階級闘争」のなかでギリシャのシリザとスペインのポデモスが直面する「野蛮な反応」

    ギリシャの経済を破壊した財政緊縮計画に立ち向かうという公約のもと1月に当選したシリザ政権は、ドイツが率いる国際債権国からの大規模な抵抗に直面しています。ギリシャが歳出に関する新たな条件と引き換えに金融支援の4ヶ月延長を確保してから数日が経ちましたが、ノーム・チョムスキーは、欧州のシリザへの反応は「非常に野蛮」で、スペインのポデモス党が次回の選挙で勝利すれば同じ反応に直面するかもしれないと言います。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    5
  • チョムスキーが語る スノーデンと、NSAの監視がテロを防止しない一方で米国の無人機戦争がテロを生み出す理由

    世界的に有名な体制批判家、言語学者、著者のノーム・チョムスキーに、国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンが英雄として米国に迎えられるべき理由と、スノーデンではなく彼が暴露した政府の監視を許可した人物たちこそが裁判にかけられるべき理由について聞きます。チョムスキーはさらに、大規模な監視がテロを防止するのに効果がない一方で、地球規模の米国の無人機戦争は世界中のいたるところにテロを広げるのを促進していると主張します。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ノーム・チョムスキー:ベネズエラが経済回復に奮闘する中、米国はベネズエラ政権を弱体化しようとする試みを止めるべき

    ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権が経済危機に取り組み、右派野党が大統領解任を求める中、米国とベネズエラの緊張が高まっています。ベネズエラはスパイ行為罪による不特定多数の米国人の逮捕、ベネズエラで活動できる米国人外交官数の新たな制限、ベネズエラ人が米国から求められるのと同じビザの必要条件を米国人に課すという規則の変更を発表しています。マドゥロは米国によるベネズエラ高官に対する2014年の制裁に応じて、ベネズエラ入国を禁じる米国人政治家のリストも発表しました。マドゥロは米国の支援でクーデターを促す右派野党を繰り返し非難しています。米政府はこうした責任を否定していますが、2月最終週に「ベネズエラ政府が向かうべき方向に舵を取るための手段」を検討していると述べました。ベネズエラに関する論争で、ノーム・チョムスキーは、米国はマドゥロ政権を弱体化させようとするのではなく、同政権と協力するべきだと言います。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    3
  • チョムスキーが語るキューバ:数十年にわたる米国の干渉と「テロ活動」のはてに、国交正常化は我々ができる最低限のこと

    半世紀以上ぶりの関係正常化に向け、米国とキューバは第2回目の交渉を行いました。4月の地域会議に間に合うように、ハバナとワシントンにそれぞれの大使館を再開する可能性も出ています。世界的に有名な政治評論家で言語学者のノーム・チョムスキーは、キューバとの関係正常化へ踏み出したオバマ大統領の決定を歓迎しますが、一方で米国が半世紀以上キューバに干渉した後では、これは大統領の動きとしては最低限のものに過ぎないという警句も発します。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ノーム・チョムスキー:ISISに対処するには米国がイラク戦争の混乱と武装勢力登場を促した責任を認めることが必要

    世界的に有名な体制批判家、言語学者、著者のノーム・チョムスキーとの2日間のインタビューの第2部を放送します。チョムスキーは50年以上教えているマサチューセッツ工科大学の名誉教授です。イラクが北部ティクリートを奪還するための攻撃を始め、議会が米国の空爆のための戦争権限の拡大を議論することを準備する中、米国は自称「イスラム国」(ISIS)にどう対応するべきか、チョムスキーの意見を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    1
  • イラク戦争によるイスラム国の誕生 イスラム国との戦いを米政策が損なう理由 ノーム・チョムスキー

    イラク政府が自称イスラム国からティクリートを奪還する新たな軍事作戦を開始する中、数千人規模のイラク治安部隊と民兵が、近くのイスラム国の拠点を攻撃するためサマラに集結しました。米政府は現在継続中の空爆作戦の一環として、航空支援を行う予定です。一方イラク軍は、イスラム国から数週間以内にモスルを奪還することを目指し、米国の支援を受けた大規模な軍事作戦を準備しています。「(イスラム国は)極めてぜい弱な社会を米国が強烈に叩いた結果の一つであり、今までになかった宗派間の争いを引き起こしました。こうなってしまうと、イラクが今後団結できることがあるのか、その道のりを見通すことは困難です。イラクは米国による制裁、戦争、その後の残虐行為によって打撃を受けました。現在の政策は、応急手当すら不可能な可能性が高く、ガンに絆創膏を貼るようなものです」とノーム・チョムスキーは語ります。

    dailynews date: 
    2015/3/2(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ノーム・チョムスキー:ウクライナの中立維持がロシアとの和平の道を開く

    当初は波乱含みだったウクライナの停戦が続く中、ジョン・ケリー国務長官は、親ロシア分離派への軍事支援について嘘をついたとロシア高官を非難しました。国連によると、この1年の紛争で死者数は6000人に達しました。一方モスクワでは、ロシア大統領ウラジミール・プーチンの独裁政治を批判して殺害された野党リーダーのボリス・ネムツォフを追悼するため、数万人がデモに参加しました。「米国や英国では、プーチンをある種歪んだ心の持ち主として責めることが風潮となっています」とチョムスキーは話します。しかし、いかなるロシア指導者であっても、現状のウクライナによるNATO加入の動きを認めることはできないと、チョムスキーは指摘します。チョムスキーは、ウクライナの中立維持を強く宣言することで、和平的解決の道が開かれると主張します。

    dailynews date: 
    2015/3/2(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ノーム・チョムスキー:イランをめぐる小競り合いがあってもイスラエルによる占領を支持し続ける米国

    イスラエルによるガザ地区の壊滅的な攻撃が終わってから6ヶ月後、何万戸もの家や学校、病院の再建はひどく遅れており、10万人のパレスチナ人が難民生活を送っているガザ地区の再建は、進展不足と救済機関が非難しました。本日のゲスト、ノーム・チョムスキーは、大規模な破壊に使われた武器の大半は、米国防総省によって提供されたものだったと指摘します。「武器は、米国がイスラエルに保管している武器から用いられました。これらの武器は最終的に米軍によって使われるためにイスラエルに事前配備されていたものです。実質的に、イスラエルは海外軍事基地とみなされているのです」とチョムスキーは語ります。

    dailynews date: 
    2015/3/2(Mon)
    記事番号: 
    2

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