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2011年2月4日(金)

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  • ここ2日続いたムバラク大統領支持派による襲撃をものともせず、数十万のエジプトの民主化を要求する人々がカイロのタハリール広場に戻っています。ニューヨークタイムズ紙はオバマ政権がムバラクの即時退任に関してエジプト政府と交渉を始めたと伝えています。米国側の提案は、副大統領のオマル・スレイマンが横滑りして今年9月の選挙までの残余任期のあいだ暫定政府を率いるというものです。しかしスレイマンは、エジプトでは従来まったく人気がありません。民主化デモの指導者たちは今日のこの日を「退場の日」と名付け、ムバラクの即時退陣に向け最後の一押しを行っています。金曜の礼拝後、デモは急激にふくれあがりました。タハリール広場から生中継のデモクラシー・ナウ!シニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースと話をします。

  • ムバラク政権の暴力的な弾圧は、エジプト全土の抗議活動を取材するジャーナリストたちも意図的に標的にしています。アルジャジーラ、CBSニュース、ABCニュース、Foxニュース、CNN、BBC、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、オーストラリア放送、デンマークのTV2ニュース、スイスのテレビ局などの報道機関が自社の職員に対する襲撃、脅迫、逮捕を報じています。ジャーナリスト保護委員会(CPJ=Committee to Protect Journalists)のフランク・スミスと話をします。彼によると、これまでにジャーナリストへの襲撃が100件、身柄拘束30件、暴行26件、取材機材の差し押さえ8件が確認されています。報道に携わって約24年、CPJで10年の経験を持つスミスは、「これは報道に対する露骨な暴力の最悪のケースだ」と言います。「もちろん責任はムバラク政権にある。今起きていることの目撃者を抹殺する政策を実行しているのだ。ムバラク政権は、エジプトを世界につなげるプラグを文字どおり引き抜こうとしているようだ」

  • 3日、民主派活動家たちが身を挺してタハリール広場に乗り込みました。ムバラク大統領追放のための戦場となったカイロ中心部の公共空間を取り戻すためです。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースとハニ・マスードが街を歩いてカイロの住民と話をしました──多くの人たちが前日の襲撃でケガをしていました──ゴミや石の散乱する広場を片付けている人たちもいます。再び襲撃すると脅すムバラク派勢力から広場を守ろうと草の根の抵抗やコミュニティの互助システムを組織している人たちもいます。★ 字幕動画はこちら

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