デイリーニュース

  • 十代の環境活動家が上院議員に訴える この世の終わりを防ぐためグリーン・ニューディールが必要

    「影響を被るのは私たちです」。これは、先週若い環境活動家がカルフォルニアでダイアン・ファインスタイン上院議員にグリーン・ニューディール決議案への賛同を求めて詰め寄った際の言葉です。この場のやり取りのビデオはアメリカ中で見られていますが、ファインスタインは気候変動対策に大胆な行動を求める子供たち(中には7歳の子も混じっていました)を軽くあしらっています。ファインスタイン上院議員に行動を迫った若い環境活動家、16歳のアイシャ・クラーク、12歳のリオと10歳の妹マグダレーナから詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/1(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 移民の権利活動家 自由の女神像や移民収容施設運営のサウスウェスト・キー本社ビルに登り投獄の危機

    移民の権利活動家のパトリシア・オコウモウは先週、テキサス州オースチンのサウスウェスト・キー社の本社ビルに登って、移民の子供たちを拘束していることに抗議しました。彼女は昨年7月4日にも、トランプ大統領の移民家族引き離し政策(“zero tolerance policy”)に抗議して自由の女神像によじ登り、逮捕されています。ニューヨークの裁判官は、彼女の初回の逮捕の保釈を取り消すか否かを決定することになるでしょう。オコウモウは昨年7月4日、ライズ&レジスト(Rise and Resist)グループが「米国移民税関捜査局を廃止せよ」(”ABOLISH ICE”)と書いた垂れ幕を自由の女神像から吊り下げたとき、一緒に行動していました。彼女はその後、このグループから離れて自由の女神像の左足まで登って抗議を続け、退去を拒否して逮捕されました。彼女は、不法侵入罪、公務執行妨害罪、治安紊乱行為の容疑を否認し、無罪を主張しています。彼女に対する判決は3月19日に予定されていますが、検察側は彼女の直近の抗議は最初の逮捕の保釈条件に違反すると主張しており、今日出廷するよう彼女に命じました。彼女は出廷の僅か数時間前にスタジオに来て話をしてくれました。

    dailynews date: 
    2019/3/1(Fri)
    記事番号: 
    1
  • アレクサンドラ・オカシオ=コルテス下院議員 マイケル・コーエンを厳しく追及 トランプの犯罪への捜査の道筋を示す

    アレクサンドラ・オカシオ=コルテス下院議員は2月27日の公聴会で、トランプ大統領の疑わしい税務処理についてマイケル・コーエンに質問し、トランプが犯したであろう犯罪に対する捜査への道筋を示しました。「新人議員のオカシオ=コルテスはたったの5分間で、ドナルド・トランプが犯した可能性がある、3つの別の犯罪行為への捜査計画を展開してみせました」と語る独立ジャーナリスト、マーシー・ウィーラーに話を聞きます。ウィーラーは独自のサイトEmptyWheel.netで、安全保障および市民的自由の尊重について執筆しています。

    dailynews date: 
    2019/2/28(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 犯罪者が大統領の座に? トランプの元顧問弁護士マイケル・コーエン トランプの嘘 人種差別 違法行為を証言

    2月27日、トランプ大統領の元私設顧問弁護士マイケル・コーエンが米連邦議会の公聴会で5時間に及ぶ爆弾証言を行い、トランプは大統領就任前も就任後も複数の犯罪行為に手を染めたと証言しました。コーエンはその証言の中で、トランプが複数の女性に口止め料を支払うことで選挙資金法に違反したこと、非課税法人であるトランプ財団が私的目的に使われているという不正を暴き、納税申告書は監査中であるため公表できないというトランプの発言は嘘であると証言しました。加えて、トランプは2016年の大統領選中、ウィキリークスがヒラリー・クリントン陣営に打撃を与えるために大量の電子メールを公表する準備を進めていたことを事前に知っていたとも主張しています。また、トランプは、公的に否定していたにも関わらず、2016年の大統領選が始まってからもモスクワのトランプ・タワー建造計画の進行具合を何度も確認していたと証言しました。しかし、コーエンは選挙中にトランプがロシアと共謀していたという直接的な証拠は目撃していないと語っています。コーエンは、以前議会で証言した際の偽証罪、一連の金融犯罪および選挙法違反で2か月後には3年の禁固刑に服役することになっています。安全保障および市民の自由を専門とする独立ジャーナリスト、マーシー・ウィーラーに話を聞きます。ウィーラーは独自のサイトEmptyWheel.netを運営しています。

    dailynews date: 
    2019/2/28(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「朝鮮半島の人々は平和を望んでいる」:トランプが打ち切った米朝核会談をクリスティーン・アーンが語る

    2月28日、朝鮮半島の非核化を目指す歴史的な米朝首脳会談は、トランプ大統領と金正恩との会談がまとまらず突然打ち切られました。ベトナムのハノイで行われた第二回米朝首脳会談では金正恩が、寧辺核施設の解体と引き換えに北朝鮮に対する制裁を全面的に解除することを要求したため行き詰りました。朝鮮戦争終結を目指す世界規模の女性組織「ウィメン・クロスDMZ(非武装地帯を越える女性たち)」(Women Cross DMZ)の創設者で理事長のクリスティーン・アーンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/2/28(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 軍縮の専門家が米朝トップ会談について語る 核の脅威を減らすには国際的なプロセスが必要

    トランプ大統領は今日、朝鮮半島の非核化について話し合うため北朝鮮の指導者金正恩とで二度目のトップ会談をベトナム行なっています。物理学者で核の専門家、軍縮活動家であるジア・ミアンから詳しく聞きます。彼は、プリンストン大学ウッドロー・ウィルソン国内・国際問題大学院(Woodrow Wilson School of Public and International Affairs)の「科学と地球の安全保障」(Program on Science and Global Security)プログラムの共同責任者を務めています。彼はUnmaking the Bomb: A Fissile Material Approach to Nuclear Disarmament and Nonproliferation.(『爆弾の廃止:核燃料処理に着目した核兵器廃絶と不拡散に向けて』)の共著者の一人です。

    dailynews date: 
    2019/2/27(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ドリーム・ハンプトンが 『サバイビング R・ケリー』の制作と ケリーを失墜させた市民活動家について語る

    10件の性的暴行容疑で逮捕・訴追されているR・ケリーは、逮捕から3日後の25日、シカゴの拘置所から釈放されました。被害者は、4人の少女・女性とされ、そのうち3人は、事件が起きたとされる当時、17歳未満でした。裁判官は保釈金を100万ドルとし、ケリーにパスポートを司法当局に提出を命じました。ケリーは25日、保釈金を支払い、無実を訴えましたが、釈放の直後にシカゴの下町のマクドナルドにいたところを目撃されました。告発者の話では、そこは彼が、少女を物色するために頻繁に出向いていた店です。彼はキャリアを通して長年、虐待、性的暴行、未成年者との性交の告発を受けてきましたが、明白な証拠や複数の目撃者がいるにも関わらず有罪判決を免れてきました。先月、衝撃的なドキュメンタリーシリーズSurviving R. Kelly(『サバイビング・R・ケリー』)により、この事件が一躍、社会の耳目を集め直すこととなりました。このドキュメンタリーのチーフプロヂューサーであるドリーム・ハンプトンから詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2019/2/27(Wed)
    記事番号: 
    3
  • コードピンクのメディア・ベンジャミンがイランへの平和代表団の派遣 核合意からの米国の離脱について語る

    報道によると、イランのハサン・ロウハニ大統領は、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相が25日にインスタグラムを介して表明した突然の辞意を却下しました。ザリーフ外相は、2015年のイラン非核化協定に至る交渉で中心的な役割を果たしました。トランプ大統領は2018年、歴史的な合意から離脱して、国際的非難を浴びました。国連の査察官はイランは合意を順守していると述べています。ザリーフは、の理由を一切明らかにせず、「外相を続けることができないこと、在任中の至らなった点について心から謝罪する」とだけ、書きました。コード・ピンクの共同創設者でありInside Iran: The Real History and Politics of the Islamic Republic of Iran (『イランの内幕:イランのイスラム共和国の歴史と政治の真実』)などの著書があるメディア・ベンジャミンから詳しく聞きます。ベンジャミンはザリーフ外相が辞任を発表する数時間前にテヘランで彼と会いました。物理学者で核の専門家、軍縮活動家であるジア・ミアンからも詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2019/2/27(Wed)
    記事番号: 
    2
  • インドとパキスタンの対立は核の脅威が背後に秘められておりカシミール紛争の緩和のために新たな停戦が待たれる

    共に核兵器を保有するライバル国家インドとパキスタンの間で緊張がたかまっています。パキスタンはインド軍のジェット戦闘機2機を撃墜しパイロット2名を捕虜にしたと主張し、インドは、パキスタンによるインド国内の軍事施設の爆撃を試みたが撃退したと主張しています。前日に、インドは1971年以来初めてパキスタン国内の空爆を行っていました。インドは、この空爆はインドからの分離独立をめざす武装勢力ジェイシモハメドの基地を狙ったとしています。ジェイシモハメドは、カシミール地方のインドが実効支配する地域でインド軍兵士40人の命を奪った最近の攻撃を行ったと宣言していました。インドは、この爆破計画にパキスタンが直接関与したとして非難しています。パキスタンはインドの主張を否定しています。物理学者で核の専門家、軍縮活動家であるジア・ミアンから詳しく聞きます。彼は、プリンストン大学ウッドロー・ウィルソン国内・国際問題大学院(Woodrow Wilson School of Public and International Affairs)の「科学と地球の安全保障」(Program on Science and Global Security)プログラムの共同責任者を務めています。

    dailynews date: 
    2019/2/27(Wed)
    記事番号: 
    1
  • NY市刑務所の元最高医務責任者「投獄は健康に致命的なリスクをもたらす」

    ニューヨーク市の刑務所の元最高医務責任者が、投獄が健康に及ぼすリスクについての驚くべき新著Life and Death in Rikers Island(『ライカーズ島の生と死』)を出版しました。ホーマー・ベンタース医師は、放置、医療へのアクセスの妨害、物理的・性的暴力、刑務所の職員の残虐行為などを含む刑務所の壁の中の出来事が、投獄された人間にもたらす健康上のリスクについて今までにない洞察を提供しています。ベンタースはさらに、刑務所で受刑者が病気になったり、怪我をしたり、死亡したりした場合、その事実がしばしばうやむやにされていることを暴露しました。ベンタース医師と、ニューヨーカー誌の常勤記者ジェニファー・ゴナマンに聞きます。

    dailynews date: 
    2019/2/26(Tue)
    記事番号: 
    2

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