米国の納税申告の期限が来週月曜日に迫る中、企業と富裕層が納税や政府の規制を回避するためにオフショアバンキングとタックスヘイブン(租税回避地)をどう活用しているかを見てみましょう。「タックスヘイブンは1970年代以来、グローバリゼーションと共に急速に成長し、いまや世界経済の中心に位置する巨大な存在になった」と、本日のゲストである英国人ジャーナリストのニコラス・シャクソンは言います。「現時点でオフショアに置かれた資金は10兆から20兆ドルの間。世界貿易の半分が何らかの形でタックスヘイブンを経由して決済されている」。シャクソンの新著は
Treasure Islands: Uncovering the Damage of Offshore Banking and Tax Havens(『宝島:オフショアバンキングとタックスヘイブンがもたらす損害を暴く』)です。