デイリーニュース

  • スティーブン・キンザー「リセット:イラン・トルコ・米国の未来」

    次は変動する中東への米国の役割についてです。イスラエルは、前月に多くの犠牲者を出したガザ支援船団への攻撃について内部調査を準備しています。この攻撃により、トルコ人8人とトルコ系アメリカ人1人が死亡しました。その一方、トルコとブラジルは、核燃料の交換でイランと合意に達し、さらに前週の国連安全保障理事会でイランへの追加制裁決議に反対しました。受賞歴を持つジャーナリストでベストセラー作家のスティーブン・キンザーは新著の中で、現在の中東におけるこれら各国の同盟関係の変化を解き明かすため、歴史を振り返り、米国の中東外交政策の新たなヴィジョンを提示しました。
    dailynews date: 
    2010/6/14(Mon)
    記事番号: 
    3
  • スティーブン・キンザー:BP社の歴史と1953年のイランのクーデターで果たした役割

    All the Shah’s Men: An American Coup and the Roots of Middle East Terror(すべてシャーの臣:米国によるクーデターと中東テロの起源)の著者スティーブン・キンザーが、イランで1953年に起きたCIAによる革新派首相モハメド・モサデクへのクーデターにおいてBPが果たした役割を検証しました。BPは当時アングロ=イラニアン石油会社という名前でした。
    dailynews date: 
    2010/6/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • キルギス衝突 死者117人以上、ウズベク系住民8万人以上が避難

    キルギス暫定政府は、今月末予定の新憲法の国民投票を前に国を混乱させようと暴動を煽動したとして、クルマンベク・バキエフ前大統領を非難しています。4月の政変で失脚したバキエフ前大統領は13日、避難先のベラルーシで、暴動には一切関与していないとの声明を発表しました。番組では、ニューヨーク滞在中のハーパーズ・マガジン寄稿編集者で、キルギス首都ビシケクにある「中央アジア・アメリカ大学(American University in Central Asia)」の創設時からの理事、スコット・ホートンに話を聞きました。ホートンは暫定政府の関係者らへの取材を終え、キルギスから帰国したばかりです。
    dailynews date: 
    2010/6/14(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「私は米国共和制は愛しているが米帝国は憎んでいる」:ヨハン・ガルトゥングが語るアフガニスタン戦争と解決策

    ヨハン・ガルトゥングとのインタビュー第2弾をお届けします。平和研究、紛争研究という分野を開拓したことで知られるガルトゥングは、過去半世紀、国際関係における非暴力の紛争解決を追求し続けてきました。彼の最新刊は、Fall of the US Empire – And Then What?: Successors, Regionalization or Globalization? US Fascism or US Blossoming?(『米帝国の凋落 - そして?:後に来るのは地域化かグローバル化か? 米国ファシズムか米国発展か?』)です。6月第2週のインタビューでは、2020年までの10年間で米帝国が崩壊するという彼の予測について聞きました。今回のインタビュー第2弾では、ガルトゥングのオバマ大統領に対する評価、米国の企業メディアなどについて話を聞きます。まずは、彼が紛争解決に向けて幅広い活動を行ってきたアフガニスタン戦争について聞きます。
    dailynews date: 
    2010/6/15(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 米最高裁:拷問と特例拘置引渡しの被害者マヘール・アラールの米裁判所での訴訟を棄却

    特例拘置引渡しと拷問について、米当局者の責任を問うという動きが大きくつまずき、米最高裁判所は、マヘール・アラールの米政府に対する訴訟を棄却しました。アラールは2002年、海外での休暇から帰国する途中、経由地のニューヨークのケネディ空港で拘束されました。彼はカナダの自宅へ戻されることなく、出身国のシリアへ送られ、そこで約1年間、小さな地下の牢屋で拷問と尋問を受けました。アラールは最高裁判所の決定が発表された直後、カナダの連邦司法当局である王立カナダ騎馬警察(RCMP)が、米国およびシリアの当局者らがアラールの拘置引渡しと拷問で果たした役割について犯罪捜査を行うという次の大きな展開を明らかにしました。マヘール・アラールに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/6/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 英国 北アイルランドの「血の日曜日」事件を初めて不当だったと認める 遺族にも謝罪

    英国・北アイルランドで1972年に英軍の落下傘部隊がデモ隊に発砲し14人を死亡させた「血の日曜日」事件について、長く待ち望まれた司法調査報告書が公表されました。報告書は、殺害は「正当化できない」もので、軍に重大な責任があると指摘しました。犠牲者とその遺族のために運動してきた人びとはこの新報告を歓迎しています。英首相のデイビッド・キャメロンは議会でこれを発表し、英国を代表して謝罪しました。血の日曜日にデリーでこのデモに参加していたジャーナリストで政治活動家のエイモン・マッキャンに話を聞きます。彼は「血の日曜日トラスト」の座長でもあります。
    dailynews date: 
    2010/6/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 討論:BP原油流出とグリーン・エネルギーの未来への道筋

    3人のゲストに、オバマ政権のメキシコ湾大災害への対処の仕方、そして米国が化石燃料依存経済から脱却するための具体的な方法について話し合ってもらいます。モニク・ハーデンはニューオリンズの弁護士で、環境における人権運動(Advocates for Environmental Human Rights)のメンバーです。自然保護団体シエラ・クラブからはマイケル・ブルーン事務局長が参加します。また、世界で最も影響力のあるエネルギー問題の研究者として広く知られるコロラドのロッキー・マウンテン研究所のエイモリー・ロビンズにも加わってもらいました。
    dailynews date: 
    2010/6/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • オバマ大統領の演説:BP社の「無謀さ」に言及 湾岸地区への補償を約束 グリーン・エネルギーによる未来を呼びかけるも 沖合油田採掘停止には言及せず

    BPのディープウォーター・ホライゾン掘削基地の爆発からほぼ60日、これまでに数億ガロンもの原油がメキシコ湾に流出拡散しています。オバマ大統領は就任後初の執務室からのテレビ演説の殆どを、BP流出原油がもたらした環境破壊に立ち向かうための、彼の言うところの「戦闘計画」の概略の発表に使いました。この演説は、政府の科学者チームが再び原油流出量の試算を大幅に上方修正し、推定流出量が1日約250万ガロンにも及ぶと発表した後に行われました。
    dailynews date: 
    2010/6/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ジェレミー・スケイヒルが語る、ブラックウォーター社主エリック・プリンスのアラブ首長国連邦への移住の噂と、オバマ政権の海外での特殊部隊作戦の拡大

    米司法省は控訴裁判所に対し、2007年にバグダッドのニスール広場で起きた虐殺に関与したブラックウォーター・ワールドワイド社の警備員5人の裁判の正当性を示すに足るまぎれもない証拠が存在すると述べました。 昨年、棄却された刑事責任の再検討を求める法廷文書の中で、司法省は、「勝ち目のあった訴追に判事が不当な幕曳きをした」としています。 この法的な進展は、悪名高い民間警備会社ブラックウォーターの社主兼設立者のエリック・プリンスが、米国と犯罪者引き渡し条約を結んでいないアラブ首長国連邦への移住を計画している可能性があると報道されているさなかに起きました。 独立系ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/6/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ウィキリークス創設者の捜査追跡の噂とイラクの殺人ビデオリーク元逮捕に見る オバマ政権の機密情報内部告発取り締まり強化

    米国防総省の捜査官は、イラク市民を無差別に射撃する米国の武装ヘリコプターを映した米軍の機密ビデオの公表に力を貸した、ウィキリークスの共同創設者、ジュリアン・アサンジの捜索をいまも続けていると伝えられます。 米軍は、最近、特技兵のブラッドリー・マニングを逮捕しましたが、マニングはウィキリークスにビデオを渡した人物である可能性があります。 マニングの逮捕とアサンジの追跡は、内部告発者おびょび機密情報を漏洩する者に対するオバマ政権の取り締まり強化を明るみに出しました。 ペンタゴン・ペーパーズを漏らしたことで、おそらく全米でもっとも有名な内部告発者になったダニエル・エルズバーグ、ウィキリークスの協力者で、調査報道ジャーナリストを保護するアイスランドの新しい法律を起草したアイスランド 国会議員のビルギッタ・ヨンスドティル、サロン・ドット・コム(Salon.com) の政治法律問題ブロガーのグレン・グリーンウォルドに話をききます。

    ★ 字幕動画はこちら

    ★ DVD 2010年度 第3巻 「ウィキリークス」に収録

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