8日、BP社及び米政府当局者は4日から始めた流出原油への「フタ作戦」でこれまでに51,000バレルを回収したと発表しました。BP社CEOのトニー・ヘイワードはこの新方式で破裂した油井から吹き出る原油の大部分がすぐにも回収できる希望が見えたと話します。しかし科学者のアイラ・ライファーは流出原油は日量で10万バレルにも及ぶかもしれないと言います。この数字はかつてBPが最悪のシナリオとしたものです。ライファーはカリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所の調査員で、米政府の流出率計測専門グループのメンバーです。