公民権弁護士ブライアン・スティーブンソンが「もう一つのノーベル賞」受賞 大規模投獄の反対活動で
2020/12/7(Mon)
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【20/12/07/3】「平等な裁きイニシアティブ」(Equal Justice Initiative)創設者で公民権弁護士のブライアン・スティーブンソンが12月3日、4人の人権擁護活動家の一人として今年のライト・ライブリフッド賞を受賞しました。スティーブンソンは、「私は世界で最も投獄率の高い国で働いています。罪を犯した金持ちが、無実で貧しい人より有利になるシステムに反対するのが私の仕事です」と受賞スピーチで述べました。「恐怖と怒りの政治がもたらした大規模投獄という米国のこの恐ろしい時代を変えるために私たちは働いています」。受賞演説の全てを放送します。ライト・ライブリフッド賞は「もう一つのノーベル賞」として広く知られています。スティーブンソンの他に、ニカラグアの先住民の権利と環境活動家であるロッティー・カニンガム・レン、ベラルーシの民主主義活動家アレス・ビアリアツキ、イランの人権活動弁護士ナスリーン・ソトゥーデも受賞しました。ソトゥーデは先月、健康状態の悪化のため一時的に釈放されていましたが、授賞式の前日に再び収監されました。
