全米黒人地位向上協会の代表デリック・ジョンソンが語るミシシッピ州旗、トランプの憎悪に満ちたレトリック、フェイスブックボイコット
2020/6/30(Tue)
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ミシシッピ州議会は、全米で継続中の人種差別と警察の暴力に反対する蜂起とミシシッピ州内での圧力をかける運動の高まりを受け、南北戦争時代の南部連合(南軍)の紋章を州旗から取り除く法案を歴史的投票によって可決しました。これによって、ミシシッピは南部連合のシンボルを州旗から削除する全米で最後の州となります。全米黒人地位向上協会 (NAACP)の代表兼CEOのデリック・ジョンソンは、ミシシッピ州旗を変えるのは「長い旅」だったと言います。「私たちは、人種抑圧のシンボルと人種抑圧についての修正主義的な歴史の双方と闘わなければなりませんでした。そして今、次のステップはミシシッピ州だけでなく全米の公共政策に深く根付いている構造的な人種差別と闘うことです」と、ジョンソンは言います。彼はさらに、トランプ大統領が彼の支持者が「ホワイトパワー(白人の力)」と繰り返し唱える映像をソーシャルメディア上でいかに共有したかと、プラットホーム上で憎悪に満ちた誤った情報の拡散を許可したことでフェイスブックへのボイコットが高まっていることについても話してくれます。
