イラク戦争の帰還兵が語る 戦争犯罪人の赦免は米軍と世界への誤ったメッセージだ
2019/6/3(Mon)
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トランプ大統領は戦争犯罪で有罪判決を受けた軍人の赦免を検討しています。米国海軍特殊部隊の特殊作戦責任者エドワード・ギャラガーの赦免もその中にあると言われています。彼に対する容疑は、非武装民間人の射殺、負傷した10代の戦闘員捕虜をナイフで刺殺したこと、この少年の死体の上で再入隊の儀式を挙行したことです。サンディエゴの軍事法廷は5月30日、殺人に関する軍事裁判における訴追手続き上の誤りを理由に、ギャラガーの釈放を命じました。検察官を交代させるのか、裁判そのものを取りやめるのかの決定はまだ下されていません。ギャラガーの弁護人の一人はトランプ陣営の代理人でもあります。ギャラガーの雄弁な支持者である共和党下院議員ダンカン・ハンターは最近になって、米軍の2004年ファルージャ作戦で数百人の民間人を殺害したことをポッドキャストで認めました。トランプ大統領は軍事請負企業ブラック・ウォーターの傭兵ニコラス・スラッテンのための赦免も検討しています。彼は、2007年イラクのバグダッドで起きたニソール広場虐殺事件で、既に2度、第一級殺人罪の有罪判決を受けています。ウェイトマン・ウェイド・ベオーンと話します。彼はイラク戦争の帰還兵であり、ホロコーストや虐殺の歴史研究者でもあります。2019年5月19日付ワシントン・ポスト紙の彼の意見コラムの見出しは、”I led a platoon in Iraq. Trump is wrong to pardon war criminals”(「私はイラク戦争で小隊を率いた。トランプが戦争犯罪人を赦免するのは間違っている」)です。