ネタニヤフ、米国とイランの核協定の阻止を画策 一方その核発言を否定するイスラエル諜報機関についての情報漏えい

2015/2/24(Tue)
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エドワード・スノーデン以来最大の機密情報の漏えいといわれています。アルジャジーラが世界の主要諜報機関からの一連の諜報通信を公表し始めました。それら通信のひとつでは、イスラエルの諜報機関モサドが、イランが1年以内に核爆弾を製造する能力があるというイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相による緊急警告と矛盾する発言をおこなっています。モサドは、2012年10月の南アフリカの諜報機関への報告の中で、イランは「兵器を製造するのに必要とされる作業はおこなっていない」と結論付けました。米国とイランによる核交渉合意の進展が報じられ、それを妨害するためにネタニヤフが3月第1週の米国議会で演説する予定ですが、そんななかこの衝撃的な事実が露見しました。アルジャジーラの調査部門責任者で、「ザ・スパイ・ケーブルズ」(The Spy Cables)という一連の記事の中で今回のイランについての件やその他の情報を暴露したクレイトン・スイッシャーにドーハから話を聞きます。

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