Calle 13のルネ・"レジデンテ" ・ペレス 革命的音楽 ウィキリークス & プエルトリコの独立を語る

2013/11/15(Fri)
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中南米で最もポピュラーなバンド、Calle 13(カジェトレセ)が、11月第3週にリリースした新曲には、思いもよらない共演者、ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジが登場します。"Multi_Viral(マルチヴァイラル)"というこの曲は、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロとパレスチナの歌手 カミリア・ジュブラーンも出演しています。作詞を行うため Calle 13 のリードボーカルでソングライターのルネ・ペレスは、アサンジとのライブのブレーンストーミングセッションで、ツイッターのフォロワーたちに、それぞれが抱えている社会正義に関する懸念を表現するよう求めました。Calle 13 が政治的な作品でニュースになるのは、今回が初めてではありません。2005年に、同グループはプエルトリコ独立運動の指導者フィルベルト・オヘダ・リオスがFBIによって射殺されてからわずか数時間後に、彼についての曲を急遽レコーディングして発売しました。彼らは、独立派アクティビストで、32年間以上も刑務所に収監されているオスカル・ロペス・リベラの釈放を求めており、警察の暴力行為と政府のスパイ活動にも正面から反対意見を述べています。Calle 13はラテン・グラミー賞を19回受賞するという新記録を達成しています。

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