10年が経って米軍がイラクに残した大量の難民と先天異常やガンの蔓延
2013/3/20(Wed)
記事番号:
2
アルジャジーラ記者ダール・ジャマイルへのインタビューのパート2です。彼は米軍のイラク侵攻が、ガンや先天性異常児という遺産を残していることについて話します。これらは米軍による劣化ウラン弾や白リン弾の大量使用が原因ではないかと疑われています。イラク・ファルージャ市の出生異常について、ジャマイルは「見るのも非常に苦しいほどですがこれは私たち全員が注目しなければならないものです……何が起きているかというと、2004年から現在までファルージャでの先天性奇形の発生率は、第二次世界大戦末期に原子爆弾を投下された後の日本の広島や長崎のそれをも上回っているということです」。ジャマイルはまたイラク国内で強制移住させられる100万人以上の国内難民の危機に関してもリポートしています。彼らの大半はバグダッドに住み、政府の援助もなく日々の生活にも困窮しています。インタビューのパート1はここをクリック。