セネガル:3選を目指すアブドゥライ・ワッド大統領に反対する若者主導の抗議を受けて 決戦投票へ

2012/2/28(Tue)
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セネガルは第1回目の白熱した投票と、憲法が2期限定を規定しているにもかかわらず3選を目指す現職のアブドゥライ・ワッド大統領への1年間にわたる抗議を受けて、決選投票に向けて進んでいます。セネガル人アナリストのアラメ・トールは、この抗議を「セネガル史上最悪で血みどろのキャンペーン」と、呼んでいます。この1年間、多くのセネガル人ラッパーたちがリーダーとなったこの運動は、主流の反対勢力であるを果たす市民組織「6月23日運動(M23)」に加わり、同国の若者たちのワッドへの反感を募らせるのに役立ちました、。「ここで起きているのは『アラブの春』ではなく、むしろアフリカにおけるルネサンス[再生]の歴史であり政治的変化の歴史です。我々は第一歩を踏み出しましたが、これから中身を固めていく必要があります」とトールは語ってます。ハーパーズ誌の寄稿編集者でオープン・ソサエティ・インスティチュート(Open Society Institute)の特別研究員、グローバル・ウィットネス(Global Witness)の調査ジャーナリストでもあるケン・シルバースタインからも話を聞きます。

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