グアンタナモの勾留者ら 同収容所の10周年抗議でハンガーストライキを開始
2012/1/10(Tue)
記事番号:
1
グアンタナモ湾の米軍基地の勾留者らは1月10日、全国的な行動の日を呼びかけた米国人活動家に部分的に触発され、グアンタナモ収容所の10周年を記念するハンガーストライキを開始しました。「彼らは、ハンストだけでなく、収容所の共用エリアがある部分で、張り紙や横断幕を使った座り込みなど、一連の平和的な抗議行動を行おうとしています」と、グアンタナモの多くの囚人の弁護士をつとめるラムジ・カッセムは言います。カッセムは、彼の依頼人たちは、「米国内のあらゆる形の抗議行動に特別、注意を払っていて、米国人が自分たちが経験していること、そして彼らの家族が経験していることに対して一致団結して立ち向かうという事実に、常に非常に心を動かされている」と言います。1月11日には、ワシントンDCで大規模なデモが計画されており、主催者はそこで、罪状も裁判もないままに依然として拘束されているグアンタナモとアフガニスタンのバグラム空軍基地の囚人たちを象徴するオレンジ色のジャンプスーツを着た参加者らと共に、ホワイトハウスから国会議事堂まで伸びる人間の鎖を作ろうとしています。