ワンジラ・マアタイ:気候変動会議で米国は“しっかりしろ、さもなければ辞めてしまえ”
2011/12/8(Thu)
記事番号:
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ワンジラ・マアタイは故ケニアの環境活動家でノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マアタイの娘で、グリーン・ベルト運動(the Green Belt Movement)の国際局長です。ダーバンで開かれている締約国会議(COP17)で、ワンジラは「米国はしっかりするか、さもなければ辞めるか態度をはっきりさせてもらいたい。米国はリーダーシップをとるべきなのに、アフリカ諸国にとって死活問題となる事柄の邪魔をしている。自分たちのわがままな利益を超えて見てもらいたいのです。エチオピアやソマリアと近隣諸国の並みのひどい飢饉に苦しめば、助けに来てくれるのでしょうけれど。惨状は待つ価値がありません。今行動しましょう」とワンジラは言います。