米アトランタでは、飲食店「ウェンディーズ」の駐車場で、警察官がアフリカ系アメリカ人レイシャード・ブルックスを射殺したことへの抗議が巻き起こっています。検死結果によるとブルックスは現場から走り去るときに背後から銃撃されており、郡検視官は殺人と判定しました。ブルックスの殺害は、米国全土で人種差別と警察の暴力に対する抗議が続くさなかの出来事です。アトランタ市の警察本部長は既に辞任し、ブルックスを射殺した警察官は解雇されました。「ブルックスに起こったことは、残念ながら米国の全ての地域で繰り返し目撃されてきたことです。本来警察が現れるべきではない場面に、第一対応者として警官が呼ばれる事態を私たちは見続けています」と言うのは、「サザナース・オン・ニュー・グラウンド」(Southerners on New Ground)共同責任者メアリー・フックスです。この組織は、「ナショナル・ベイルアウト・コレクティブ」(National Bail Out collective)と「ムーブメント・フォー・ブラックライブズ」(Movement for Black Lives)の一部門を担っています。