FRBの6000億ドルの追加金融緩和は通貨戦争の懸念を煽る
2010/11/5(Fri)
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米連邦準備制度理事会(FRB)は米国債6000億ドルを追加購入して市場に資金を供給し、歴史的な低金利を維持する政策を発表しました。この量的緩和策の短期的影響として、世界中で株価の急騰が起きています。しかし多くの国々が、これはドルの平価切り下げであり、米国は通貨戦争をしかけているとして、米国を非難しています。元ウォール街のエコノミストで現在はミズーリ大学教授のマイケル・ハドソンに話を聞きます。ハドソンは「戦争の目的はある国の土地や資源や資産を乗っ取ることだ」と言い、「かつては、軍事侵略によってそれを達成してきた。しかし今日では、金融によって目的を達成できる。信用創造するだけでよいのだ。FRBが今やっていることがそれだ」