米支援のエルサルバドル軍によるイエズス会司祭6人の殺害から20年 「暗殺学校」米フォートベニング基地前で数千人が抗議集会へ

2009/11/20(Fri)
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今週末、米ジョージア州フォートベニング基地に数千人が集まり、この基地の閉鎖を求める毎年恒例の抗議集会を行います。ラテンアメリカにおける最悪の人権侵害事件のいくつかは、「暗殺学校」と批判者たちが呼ぶこの米陸軍基地の教習センターで訓練された者たちが引き起こしたものだからです。今年の抗議集会は、エルサルバドルで活動中の6人のイエズス会士が米軍支援のエルサルバドル軍兵士によって殺害されてから20年目にあたります。エルサルバドル政府はつい数日前、これら殺害された司祭たちに対して民間人に授与する同国最高の表彰を行い、死後初めて彼らの功績を称えました。この司祭たちとラテンアメリカ全般の状況を非営利平和団体「オフィス・オブ・アメリカス」代表のブラゼ・ボンペインに話してもらいます。彼はカトリック系のメリノール宣教会の元司祭で、 40年以上にわたってラテンアメリカの人権向上に努めてきました。

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