デイリーニュース

  • イラン治安部隊のジャーナリスト弾圧 カナダ人記者も拘束、殴打に

    イラン最高指導者のハメネイ師は、数日間にわたるデモ後の初めての公的な発言で、6月12日の大統領選挙で不正が行われた可能性はまったくないとして、アフマディネジャド大統領の当選の合法性を擁護しました。一方でイラン政府は引き続きジャーナリスト、主要な改革派メンバーや野党候補支持者たちを逮捕しています。対立候補ミール・ホセイン・ムサビ氏の選挙参謀トップだった26歳のモハマドレザ・ジャラエイプールも逮捕されました。トロント・グローブ・アンド・メイル紙のジョージ・マクロード記者の話を聞きます。彼も一時逮捕拘束されイランの治安部隊に殴打されました。
    dailynews date: 
    2009/6/19(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ソマリアが非常事態宣言、激しい戦闘後に

    ソマリアで暫定政府軍とイスラム系反政府武装勢力との衝突が続くなか、多くの人々が首都モガディシュから避難しています。1か月にわたって続いている熾烈(しれつ)な市街戦により、数百人の命が奪われました。前週には爆弾の爆発で、議員2人と国家安全保障相、モガディシュ警察署長、そして市民約20人が殺害されました。ソマリア系アメリカ人の作家で人権活動家のサディア・アリ・エイデンに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/6/22(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ゴールドマン・サックス、過去最高額のボーナス支給か

    ガーディアン紙は、ゴールドマンサックスの上半期の業績が極めて好調だったことから、140年に及ぶ同社の歴史で最高額のボーナスが社員に支給される可能性があると報じています。このボーナス支給を契機に、金融危機を乗り切った大手の投資銀行が金融規制改革を頓挫させるのではないかという懸念が起こっています。ゴールドマン・サックスのニューヨーク本社、元マネージングディレクターのノミ・プリンズに、この記録的なボーナス支給の可能性や、オバマ大統領の提案する金融規制改革、さらに「大手銀行の救済が社会を混乱に導く」ことについて話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/6/22(Mon)
    記事番号: 
    2
  • イラン抗議行動で死者、監督者評議会は大統領選の不正行為を認める

    イランで強い権限を持つ監督者評議会は、少なくとも50の都市で不正行為が行われ、また投票総数が投票者数に比べて300万票分上回っていた事実を認めました。一方、週末に厳しい弾圧があったものの、改革派の大統領候補者であるミルホセイン・ムサビは、新たに大規模な抗議行動をするよう呼びかけました。イラン系アメリカ人のインディペンデント系映画作家でジャーナリストでもあるコウロス・エスマエリに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/6/22(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 政府見解は「常識に反する」 7年収容のグアンタナモ収容者に判事が釈放命令

    連邦判事が、また一人、グアンタナモ米軍基地の囚人の釈放を命令しました。この囚人は、30歳のシリア人、アブドゥル・ラヒム・アブドゥル・ラザク・アルジャンコです。アルジャンコは2000年に、西側のスパイとされてアルカイダから拷問を受け、タリバンによって18ヶ月監禁されました。その後、2002 年に米国に捕らえられ、7年間グアンタナモに収容されていました。連邦地方裁判所裁判官のリチャード・レオンは6月22日、アルジャンコがかつてアルカイダのメンバーであったとする政府の見解を「常識に反する」として却下しました。英国のジャーナリストで、The Guantánamo Files: The Stories of the 774 Detainees in America’s Illegal Prison(『グアンタナモ・ファイルズ:米国の非合法収容所にいる774人の収容者の物語』)の著者であるアンディ・ワージントンから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/6/23(Tue)
    記事番号: 
    3
  • アーン・ダンカン教育長官:問題を認めながらもチャーター・スクールの拡大を積極的に推進

    オバマ政権は、より多くのチャーター・スクールの開設を、米国の教育システムを向上させる計画の最優先事項のひとつに指定しました。アーン・ダンカン教育長官は6月22日、首都ワシントンで行われた公立チャーター・スクール全国連合の年次総会で演説しました。彼の演説の直前には、チャーター・スクールの生徒たちの平均の学業成績は、伝統的な公立学校の生徒たちよりも良いわけではないというスタンフォード大学の最新の報告が発表されたばかりでした。
    dailynews date: 
    2009/6/23(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 女優ダリル・ハンナや気象学者ジェイムズ・ハンセンら30人以上が逮捕される 米ウエストバージニアの山頂除去採炭現場での抗議で

    ウエストバージニア州のマッセイ・エナジー(Massey Energy)社による山頂除去採炭に抗議して23日、NASAの気象学者ジェイムズ・ハンセンや女優ダリル・ハンナなど30 人以上が逮捕されました。容疑は公務執行妨害と通行妨害。マッセイ社施設へと続く道路の真ん中で座り込みをしたためです。これは山頂除去に反対して盛り上がる市民の不服従抗議運動の中でも、最新の抗議活動です。ダリル・ハンナと、地域コミュニティ活動家ボー・ウェッブに話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2009/6/24(Wed)
    記事番号: 
    3
  • コロンビア大学教授ハミド・ダバシ  イランの抗議運動は「もう一つの革命ではなく、公民権運動なのだ」

    イランでは反大統領派指導者のミルホセイン・ムサビの支持者たちが政府の禁止令に逆らって24日もテヘランでの抗議行動を呼びかけています。6月12日の大統領選後10日にわたる 抗議運動で少なくとも19人の抗議参加者が死亡しました。政府によるジャーナリストや活動家たちの逮捕・拘束が続いており、デモ参加者用の特別法廷も設置されました。米ニューヨークのコロンビア大学教授ハミド・ダバシに話を聞きます。彼は「私たちがいま目にしているものは、体制転覆運動というよりは公民権運動としてとらえている」と書いています。

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    ★ ニュースレター第25号 (2010.2.10)

    dailynews date: 
    2009/6/24(Wed)
    記事番号: 
    2
  • パキスタンの野党党首が語る 米軍による無人機攻撃 スワト渓谷での「大規模人災」 アフガニスタンでの戦争の激化

    23日の米軍無人機による攻撃で西部パキスタンの南ワジリスタン地区で少なくとも60人の犠牲者が出たことが報告されていま す。この攻撃はパキスタン陸空軍がタリバン掃討作戦をスワト渓谷から南ワジリスタンへと拡大する支援のために行われました。パキスタンの野党指導者で伝説的なクリケット選手だったイムラン・ カーンに話を聞きます。彼は野党「正義のための運動」の党首で、これまでも米軍無人機攻撃とパキスタン軍の対タリバン強攻策の双方を厳しく批判してきました。
    dailynews date: 
    2009/6/24(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ライトエイド社員の労働組合設立への戦い

    米議会での従業員自由選択法案(EFCA)に関する討議に先立って、デモクラシー・ナウ!ではカリフォルニア州で労働組合の結成に向けて戦う、米国3番目の大手ドラッグストア・チェーン、ライトエイド社の600人を超える従業員の長期にわたる戦いに目を向けます。彼らはカリフォルニア州ランカスターにある南西部流通センターで働いています。2年間の争議後、同センターのライトエイド社従業員の大半が国際港湾倉庫労働組合ローカル26への参加に賛成票を投じました。この出来事は全国的な話題となり、従業員自由選択法案に関心を集めました。今日はライトエイド社の従業員と、ハーパーズ誌に“Labor’s Last Stand: The Corporate Campaign to Kill the Employee Free Choice Act”(労働者の最後の抵抗:従業員自由選択法案つぶしをはかる企業キャンペーン)という記事を書いたケン・シルバースタインに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/6/25(Thu)
    記事番号: 
    2

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