オバマ大統領は自らが提案する米国の医療保険制度改革への歩を着々と進めています。医療制度が議会論議の目玉となる週の幕開け、15日に、オバマはシカゴで開催された米国医師会(AMA)の年次総会で演説しました。この演説の数日前には、オバマが提案する民間保険会社と競合する公的医療保険計画に、AMA が反対を表明したばかりです。フィジシャンズ・フォー・ナショナル・ヘルス・プログラム(公的医療保険を推進する医師団)の全米コーディネーター、クエンティン・ヤング医師と、メイヨー・クリニックの医薬指導員でナショナル・フィジシャンズ・アライアンス(全米医師連合)政策委員会の委員長を務めるクリス・マッコイ医師から話を聞きます。マッコイは、公的医療保険制度案へのAMA の姿勢に抗議して、AMAを脱退したばかりです。