「ウォール街を占拠」2週目に突入 非暴力デモで80人逮捕

放送日: 
2011/9/26(月)
再生時間: 
6分

とうとうウォール街にも「アラブの春」が飛び火。「ウォール街を占拠せよ」キャンペーンが始まって10日目の現場ルポです。9月17日以降、金融機関が集中するウォール街に数千人の若者が集まり、人間より利益を優先する拝金主義に抗議しています。24日土曜日には、デモ参加者80人以上が逮捕されました。現場にいた人々の証言では、非暴力のデモ参加者に対してNY市警がトウガラシスプレーを使ったり、髪をつかんで地面を引きずりまわしたりの暴行を働きました。「私たちを守るはずの警察が彼らを守っています。こんな不正に抗議しているのです」とデモ参加者の一人は言います。

「集会や行進をしてプラカードを立てたり、非暴力で他の人々に訴えるのは、言論の自由の実践です。ここで行われているのは集会だ。今いちばん大事な要求は、公共の場で政治的な対話をする機会を持つ権利です」という参加者の言葉は、そのまま日本にもあてはまります。(日本でもデモを不当に弾圧する警察に怒る人たちの呼びかけが→ 「デモと広場の自由」のための共同声明 『全員呼びかけ人運動』)

最後に登場するメディアセンターにも注目。ライブストリーミングやソーシャルメディアを駆使して状況を伝えていますが、そればかりでなくマスコミに対しても積極的に情報を提供し、マスコミを上手に利用しています。「現場は混沌としているので、マスコミにも把握できない。私たちが全体の流れをまとめ、写真やビデオや信用できる情報源をマスコミに提供することにより、この出来事を全世界に伝えることができる」とH・J・フェリーは言います。(中野真紀子)

ゲスト

*ネイサン・シュナイダー(Nathan Schneider) WagingNonviolence.orgの編集者
*ヘンリー・ジェイムズ・フェリー(Henry James Ferry)「ウォール街を占拠」の参加者
*イェル(Yell)「ウォール街を占拠」のデモで催涙ガスを浴びた人
*クリスティナ・ゴンザレス(Christina Gonzalez)「ウォール街を占拠」で逮捕された人
*ウィリー・ステックロウ(Wylie Stecklow)憲法専門の法律家

字幕翻訳:中野真紀子

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