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2019年8月14日(水)

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  • 「疲れし者、貧しき者を我に与えよ。自由の空気を吸わんと熱望する人たちよ。身を寄せ合う哀れな人たちよ。住む家なく、嵐にもまれし者を我に送りたまえ。我は、黄金の扉にて灯を掲げん」これは自由の女神像の台座に刻まれたエマ・ラザラスの詩です。しかし今週、米市民権移民局(CIS)のケン・クッチネリ長官代行は、米国への移民に対する制限への賛成を唱える詩に書き換えようとしました。火曜日、彼はNPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)のレイチェル・マーティンに、自由の女神が持つメッセージは「疲れし者、貧しき者を我に与えよ―自分の2本の足で立つことができ、公的負担とならない者を」だと話しました。これに対し抗議が広がりましたが、クッチネリは自身の発言を曲げず、自由の女神に刻まれた詩は「ヨーロッパから来た人々」のことだとCNNで話しました。ピュリッツァー賞受賞のソニア・ナザリオ記者に、クッチネリ長官の発言と、入国を阻止し、既に入国した者を標的とするトランプ政権の最近の動向について話を聞きます。ナザリオは、「これは誰が米国に迎え入れられるのかを変えようとする大規模な企てです。富める者を私たち与えよ、貧しき者はいらない。もちろん、これまでの米国への移民の伝統とはまるで逆のものです」と述べています。

  • 中米からの移住者が祖国を逃れて米国に亡命を申請する事情に詳しいピュリッツァー賞受賞のソニア・ナザリオ記者に話を聞きます。今年の初め、ナザリオ記者はホンジュラスに1か月間滞在し、汚職とギャングの暴力がどのように多くの人々に亡命を強いているかを記録しました。彼女が意見寄稿をしているニューヨーク・タイムズ紙に、彼女の記事”Pay or Die”(命が惜しけりゃ金を払え)が掲載されました。

  • 15年以上つづいた一時停止の実績を覆し、トランプ政権は死刑執行を再開する計画を進めています。ウィリアム・バー米司法長官は今週、大量殺人事件における迅速な死刑執行を打ち出しました。先月には、5人の死刑囚の死刑執行を12月から開始するよう命じました。米連邦政府による死刑の執行は1963年以降わずか3人であり、3人目の執行は2003年でした。死刑は各国政府や国際機関、世界中の人権団体に非難されています。専門家は、死刑は殺人阻止の役には立たず、刑事司法制度の過ちや人種差別は死刑判決を受けた者にも影響しているといます。著名な死刑廃止活動家で、30年以上前から受刑者を訪問しているヘレン・プレジャンに話を聞きます。彼女の著したベストセラー本『デッドマン・ウォーキング』は、スーザン・サランドンとショーン・ペンの主演で映画化され、アカデミー賞を受賞しました。彼女の新刊書River of Fire: My Spiritual Journey(『火の河 私の精神遍歴』)が今週発売されます。

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