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2017年11月29日(水)

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  • イリノイ州選出のルイス・グティエレス民主党下院議員は28日、再選は目ざさず、ハリケーン・マリア後のプエルトリコ再建に専心すると発表しました。この表明と前後して、連邦緊急事態管理庁が3千万ドルを超える契約を結んだ在フロリダの新設まもない有限責任会社ブランズ・スター(Bronze Star LLC)が、プエルトリコへの援助物資を全く輸送していなかったことが報じられました。デモクラシー・ナウ!共同ホストのフアン・ゴンザレスがコメントします。

  • 共和党はドナルド・トランプ大統領の税制改革法案を早々に可決させようと邁進しています。この法案は、税法を徹底的に見直し、トランプ大統領の家族を含め米国の富裕層に何千億ドルもの大盤振る舞いの減税を供与します。上院予算委員会では28日、民主党議員全員が反対投票をしましたが、共和党議員全員が賛成票を投じ、この上院案を可決しました。法案に反対する人々は28日の公聴会で、「法案は廃止 私たちを殺すな」と抗議の声を上げ、公聴会の審議を妨げました。法案は上院本会議に送られ、早くも30日には採決される予定です。上院案は法人税率に大鉈をふるい、富裕な企業所有者たちに更に大きな減税をもたらします。この法案にはまた、「オバマ・ケア」(医療費負担適正化法)の主要条項である、大半の米国国民に健康保険への加入を義務づける条項を撤廃する内容がもりこまれています。専門家たちは、「個人加入義務化」(individual mandate)として知られるこの条項の廃止は、医療保険料金を暴騰させる結果になると批判しています。「デモス」(Demos)と「デモス・アクション」(Demos Action)の代表ヘザー・マギーと話します。

  • 29日、大学院生によるストライキが、全米各地40ヶ所以上で計画されています。これは、11月に下院を通過した予算法案に潜り込まされていた法案が、実は、授業料免除額を課税所得に分類し変えることで、大学院生への給費を実質的に何千ドルも削減することが発覚したからです。この措置に反対する人々は、これにより大学院への進学志望者数が減少し、現在の在学中の院生が大学院を卒業する可能性が損なわれる恐れがあると批判しています。オハイオ州立大学大学院で天文学を専攻する大学院4年生で、「大学院教育を救え運動」(Save Graduate Education movement)の組織者の一人であるジェナ・フロイデンバーグと話します。

  • NBCニュースは「不適切な性行動」の告発を受けたマット・ラウアーを解雇しました。本日のゲストで「デモス」(Demos)代表のヘザー・マギーが、家父長制と、メディアや政権における権力の濫用との繋がりについて語ります。話は、ホワイトハウスそして、アラバマ州上院候補ロイ・ムーアへのトランプ政権の支持から、共和党が上院での採決に邁進している税制改革法案にまでおよびます。

  • アメリカ先住民伝統月間(11月)も残り少なくなる中、トランプ大統領は先住民ネーションが聖地と見なす土地の掘削と採鉱への新たな道を開こうとしています。トランプ大統領は12月4日、ユタ州を訪問し、当地での鉱業活動を拡大するため、国定公園に指定されている「ベアーズ・イヤーズ地域」(Bears Ears)と「グランド・ステアーケース・エスカランテ」 ( Grand Staircase-Escalante )の指定範囲を縮減する計画を発表する予定です。アメリカ先住民のホピ、ナバホ・ネーション、ウテ・マウンテン・ウテ族、ズニのプエブロ、ウテ・インディアン族のすべてが、この計画を止めるために訴訟を起こすと表明しています。旅行に先立ち、トランプ大統領はホワイトハウスでの式典で、マサチューセッツ州選出のエリザベス・ウォーレン上院議員を「ポカホンタス」[米国人によく知られおなじみの歴史上の先住民女性]と呼んで揶揄しました。この式典は、第二次世界大戦中海兵隊に従軍し、部族にしか知られないナバホ語を使用して暗号情報を伝達したナバホ語暗号通信兵を表彰する行事でした。ウォーレン上院議員は、自分の家族はチェロキーの血を引いていると話しています。チェロキー・ネーションの市民であり、部族の主権と司法権の回復を専門とするパイプステム法律事務所(Pipestem Law, P.C.)の共同経営者であるメアリー・キャスリン・ネイグルと話します。

  • ノースダコタ州の油田地帯で行方不明となっているもう一人のアメリカ先住民女性、オリビア・ローン・ベアの事件を見ていきます。兄(弟)のマシュー・ローン・ベアは、オリビアが10月25日ノースダコタ州ニュー・タウンで消息を絶って以来、毎日行われている捜索に携わっています。オリビア・ローン・ベアは5人の子どもの母親です。チェロキー族出身の作家であり法律家でもあるメアリー・キャスリン・ネイグルとも話します。

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