レバノンの難民キャンプからハーバードへ:イスマイル・アジャウィが他のパレスチナ人学生たちを鼓舞

2019/9/10(Tue)
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米国への入国を拒否された17歳のパレスチナ人学生イスマイル・アジャウィがハーバード大学の新入生たちと共に新学期を始めてから9月10日で1週間が経ちました。アジャウィは当初、ボストンのローガン空港で移民局職員たちに電話とコンピュータを捜索され、彼の宗教と、彼の友人たちによる米国の政策に批判的なソーシャルメディアへの投稿について尋問された後で入国を拒否されました。彼はその後、母国のレバノンへ強制送還されましたが、この事件はハーバード大学内からと、複数のパレスチナ人の権利と学問の自由を求める団体からの怒りを買いました。全額支給奨学金でハーバードに通うアジャウィは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によって運営される学校で教育を受けました。ガザのUNRWA運営部長であるマティアス・シマレと、中東と北アフリカで活動する教育訓練非営利団体AMIDEASTの代表兼最高経営責任者のセオドア・カトフにガザから話を聞きます。

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