ドキュメンタリー『16発の銃弾』 シカゴ警察による少年の殺害はシステムのうそを暴露した

2019/6/17(Mon)
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2014年にシカゴで10代のアフリカ系米国人、ラクアン・マクドナルドが殺され、市警が隠蔽(いんぺい)をはかった事件をめぐるドキュメンタリー作品“16 Shots”(『16発の銃弾』)が話題を呼んでいます。当時17歳だったマクドナルドは、ジェイソン・バン・ダイク警官(当時)から16発の銃弾を浴びました。バン・ダイクは2018年、マクドナルド殺害をめぐり、第2級殺人で有罪とされ、6年9カ月の実刑判決を受けました。バン・ダイクはさらに、マクドナルドに向けて発射した16発の弾丸について、1発について1件、合計16件の加重暴行で有罪とされました。このドキュメンタリー作品はケーブルテレビ局「ショウタイム」で放映されています。監督を務めたリック・ロウリーに話を聞きます。

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