トランプ大統領 キューバを「世界のほとんどにとって敵」と糾弾 制裁の継続を言明

2017/9/20(Wed)
記事番号: 
5

トランプ大統領は19日、国連総会での演説でキューバ政府を罵倒し、キューバに対する制裁を解除しないと述べました。トランプはすでに、米国とキューバの両国関係の正常化に逆行する動きを取っており、渡航や通商への規制を復活させています。レックス・ティラーソン国務長官も、大使館職員が難聴や脳傷害など説明できない一連の健康問題を被っていることを理由に、駐キューバ米国大使館を閉鎖する可能性があると述べました。健康問題は音響兵器の使用が原因とみられています。キューバ政府高官は、音響攻撃とみられる行為への関与を否定しており、事件の調査にあたって米国当局に協力しています。ベネズエラ政府を代表してルイス・ポサダ・カリレスの送還に尽力しているキューバ人弁護士、ホセ・ペルティエラと話します。また、今週、ニューヨークで封切られる、米国とキューバの関係に関する新作ドキュメンタリー映画Embargo (『経済封鎖』)の監督、ジェリ・ライスもゲストです。

共有します