裸の王様作戦:米麻薬取締局のボリビアでの秘密おとり捜査 モラレス大統領懸念の米国による干渉を裏づけ

米政府がボリビアのエボ・モラレス大統領を、「裸の王様作戦」(Operation Naked King)というコードネームの薬物おとり捜査の中で密かに標的にしていたとする衝撃的な新報告書を紹介します。9月15日の朝にハフィントン・ポストによって公表されたばかりのこの報告書は、麻薬取締局(DEA)の長年の秘密情報提供者カルロス・トロによって提出された裁判所記録を引用しています。これによって、DEAがモラレス政権を弱体化させようとしているというモラレスの以前からの疑いが裏付けられたようです。
モラレスは2008年、DEAによる警察官買収、人権侵害、殺人隠蔽、インフラ破壊を非難し、DEAをボリビアから追放しました。その後モラレスは、コカの葉栽培者と協力し、栽培作物の多様化、新しいタイプの経済開発の促進といった、独自の戦略による麻薬密売との闘いを始めました。彼の政権の取り組みは非常に効果的で、国連は8月、ボリビアのコカの葉栽培量は13年来最低基準となったと発表しました。この勝利にも関わらず、DEAは9月第3週、公式にボリビアの成果の「評価を取り消す」つもりだと発表しました。この、ボリビアは麻薬密売に対する闘いに十分に協力していないとするDEAの非難を公的にする官僚的手続きによって、ボリビアへの国際的経済援助が断たれる可能性もあります。ハフィントン・ポストのニック・ウィングと「アンデス情報ネットワーク」(Andean Information Network)の代表キャスリン・レデバーに話を聞きます。

最近のニュース

2020/5/28(木)

  • 「正当性などない」:ジョージ・フロイド殺害の警官を殺人罪に問うことを要求して ミネアポリス市民が再び街頭に繰り出す
  • 「反撃しろ!」:ACT UPメンバーと劇作家トニー・クシュナー AIDS活動家の草分けラリー・クレーマーを追悼

2020/5/27(水)

  • ジョージ・フロイドからクリス・クーパーまで:イブラム・X・ケンディが語る、米国の黒人が直面する「人種差別テロ」
  • 感染の人種別データの追跡:イブラム・X・.ケンディ、データの向上により明らかにされる新型コロナウイルス感染の実像
  • 「おぞましき怠慢」:移民税関捜査局の拘留中にCOVID-19感染者が死亡 収容移民の大量解放を求める声が高まる

2020/5/26(火)

  • フォトジャーナリストのセバスチャン・サルガド:ブラジルの無謀なCOVID対策が先住民の生存を脅かす
  • 家にいよう、安全でいよう、親切でいよう:COVID-19 抑え込みについてニュージーランドが世界に教えられること

2020/5/25(月)

  • ノーム・チョムスキーに聞く 破滅的なトランプの新型コロナ対応、WHO、中国、ガザ、グローバル資本主義

2020/5/22(金)

  • アーマド・アーベリ殺害事件で第3の白人男性容疑者が逮捕される 司法省はヘイトクライムとして起訴を検討中
  • 警察署長の引退表明を受けFBIがブレノア・テイラー射殺事件の捜査に乗り出す
  • 下痢、脱水症、飢餓、消耗:インドではコロナ封鎖で農村部の貧困層が最も被害を受ける
  • マイク・デイビス:パンデミック最中に50州の封鎖解除で労働者は収入と健康のあいだの「ソフィーの選択」に直面