「ユタの炭素爆弾」 州政府は気候への配慮もなくタールサンド&シェール石油にまい進

2014/3/14(Fri)
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キーストーンXLパイプラインやアルバータ州のタールサンドをめぐる戦いが環境運動を活気づけてきましたが、西部での関連した出来事はあまり注目されていません。ユタ州では独自の大規模なタールサンドとオイルシェール抽出プロジェクトの準備を開始しました。米国政府のある報告書によると、当該地域の土地には最高3兆バレルの石油が埋蔵されている可能性があります。これまで人類史上使われてきた量をしのぐ石油が採掘可能なのです。批評家たちに言わせると、ユタ州はタールサンドの炭素爆弾の上にすわっているようなものです。ユタ水質委員会は、最近、同州の埋蔵されているタールサンドを抽出する許可を企業に支給し始めています。「グランド・キャニオン・トラスト」のエネルギー担当理事、テイラー・マッキノンに話を聞きます。

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