日本のショックドクトリン:安倍内閣の右派寄りの政策 福島の大参事の後の軍国主義への移行秘密保護法の成立

2014/1/15(Wed)
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本日のデモクラシー・ナウ!は、3日間にわたる東京からの特別放送の第1日目です。日本と近隣諸国にとって重大なこの時期、安倍晋三首相の右寄りな政治的変化について取り上げます。自民党の党首として1年程前に再選を果たした安部首相は、国粋主義的思想を持ち原発政策を積極的に推し進める政治家として知られています。12月には靖国神社を参拝し国内外で物議を醸しました。戦死した日本兵を祀る靖国神社には、第二次世界大戦後、国際軍事法廷で裁かれたA級戦犯も祀られているからです。この参拝は中国と韓国を激怒させました。両国は靖国神社を日本の軍国主義の象徴とみなし、日本の首相がそれを参拝することは20世紀前半に日本が犯した残虐行為の償いを拒否するものだと主張しています。日本の原発推進へのシフトと高まる国粋主義について上智大学教授でグローバル・コンサーン研究所の中野晃一教授に話を聞きます。

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