ワシントン大行進とキング師の最も有名な演説から50年 語られざる歴史

雇用と自由のためのワシントン大行進が行われたのは1963年です。その50周年まであと1週間ですが、数日後の今週土曜24日にはこれを記念した大規模なマーチが予定されています。この時間は、これまで忘れられてきた歴史を掘り起こしてみることにします。1963年8月28日、25万人以上がアフリカ系アメリカ人の直面する差別と失業と経済的不平等に抗議してこの国の首都に結集しました。今では多くの人々がこの大行進を公民権運動における重要な転換点だったと認めています。この大行進の背景にある、語られることのなかった歴史を振り返り、マーティン・ルーサー・キング師の有名な「私には夢がある」の演説が、彼の政治的遺産と同様、多くの人に誤って理解されたままになっていることについて考えます。「あの演説と大行進の理解のされ方は、星条旗にくるみ込むようなものです。数あるアメリカ精神の具現の一例として見られているようですが、実際には、あれは大規模な、多人種による反体制行動だったのです」と言うのは The Speech: The Story Behind Dr. Martin Luther King Jr.'s Dream (『あの演説:マーティン・ルーサー・キング師の「夢」の背後にあった物語』)の著者ゲーリー・ヤングです。「当時の権力者たちは心底これ(大行進)をやらせたくなかった。大行進に対して警察は軍事作戦さながらの取り締まりを行ったのです」。 The March on Washington: Jobs, Freedom, and the Forgotten History of Civil Rights (『ワシントン大行進:職、自由、そして公民権の忘れられた歴史』)の著者で歴史家のウィリアム・P・ジョーンズにも話を聞きます。「これは国民世論の方向転換に本当に計り知れない影響を与えました。公民権運動の内部でさえも変わりました。人種平等と経済的正義との関係に焦点が当たるようになったのです」とジョーンズは言います。

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