オバマ大統領の一般教書演説 中間層の再活性化を求めるも 貧困と不平等には未だ関心低く

2013/2/13(Wed)
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オバマ大統領の一般教書演説は中間層の再活性化を求ることから始まり、ねじれ議会となり分裂を起こしている議会に対し、雇用創出を目的とした自身の経済政策案を支援するよう要請しました。シンクタンク「デモス」(Demos)の特別シニア・フェローのボブ・ハーバートと、シカゴ大学政政治学部教授で「黒人の若者のためのプロジェクト」(Black Youth Project)を設立したキャシー・コーエン教授に話を聞きます。「不況後、米国人の平均収入が下がっています」とハーバートは言います。「貧困は広がっており、公式には5000万人近くの人々が貧困層とされ、更に同数の人々が貧困に近い状況となっています。これは米国の全人口の3分の1に近い数です。このような巨大な問題に対応するには、巨大な投資が不可欠なのです」

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