リサ・モンゴメリーは今夜死ぬのか? 修道女ヘレン・プレジャンがトランプに死刑執行を止めるよう要請
2021/1/12(Tue)
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連邦判事は、連邦政府によって67年ぶりに死刑執行される女性になるはずだったリサ・モンゴメリーの執行停止を認めましたが、トランプ政権はこの決定に異議を申し立てています。ほかにも2人の男性が今週死ぬ予定になっています。トランプ政権が連邦政府による死刑執行を再開した2020年7月以来、米国政府は10人の死刑を執行しました。これは、1896年以降のどの大統領よりも多い数です。「トランプ政権がこの3件の死刑執行を遂行するための時間が無くなりかけています。彼らはそれをわかっています。ですから彼らは、死刑執行が1月20日以降ではなく、今週行われることに非常にこだわっているのです」と、調査報道ニュースサイト「プロプブリカ」(ProPublica)の記者アイザック・アーンズドーフは言います。カトリックの修道女で、世界の死刑反対論者を先導する1人であるヘレン・プレジャンにも話を聞きます。彼女は、トランプが任期の後半になって大量殺人を始めたのは、単に「自分にそれをする権力がある」からだと言います。「死刑は完全に廃止される必要があります。そして個人の手からその権力を奪わなければなりません」と、彼女は言います。
