デイリーニュース

  • 社会的正義と反戦を掲げた抗議者たち「オクトーバー2011」運動でワシントンDCのフリーダムプラザを占拠予定

    明日6日、ワシントンDCでは数千人の人々がフリーダムプラザに集結すると見られています。「オクトーバー2011」と自称する運動がそこで「人民集会」を行うからです。プラザを占拠して、国民皆保険と経済的正義を推進するための維持可能な解決法と、ほぼ10年におよぶアフガニスタン戦争を終わらせる方策をブレインストーミングするまで占拠を続ける計画です。この運動の主催者側の2人、ケビン・ジースとマーガレット・フラワーズ医師に話を聞きます。ジースは弁護士で、ItsOurEconomy.us の弁護士でもあります。フラワーズは小児科医で「国民健康保険のための医師会」(Physicians for a National Health Program)というグループの連邦議会フェローとしても働いています。「これはすべての問題を網羅して発生してきた運動です。その問題とは、平和運動や戦争の中での課題、シングルペイヤー制度のための課題、環境の正義のための課題、そういうものが全て、企業によるコントロールや企業メディアが発するメッセージと言う、同じ障害物によって妨害されているということです」と、フラワーズは言います。「私たちが過去に見てきたのは、そういう運動を集め合体させなければならないという必要性です。なぜなら数が集まればそれが力になるからです」

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    2011/10/5(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 労働組合や学生たちが「ウォール街を占拠せよ」デモに合流 これは「新しい運動」の始まりか?

    「ウォール街を占拠せよ」(Occupy Wall Street)抗議デモは20日目に突入。ニューヨーク最強の労働組合のいくつかが今日、同市庁舎からこの抗議デモが陣取る金融街地区に向けてデモ行進を行う予定です。また数千人とも予想されるニューヨーク市内の主要公立大学の学生たちも、授業料高騰に抗議する授業ボイコットを行うことで、側面支援をするようです。一方、同様の「占拠」運動が米国中の都市に広がっています。4日には154組合9万人の労働者を代表する大ボストン圏労働協議会(Greater Boston Labor Council)が「ボストンを占拠せよ」陣営への支持を表明しました。「我が国の権力の不均衡と我々の経済を台無しにしたウォール街の役割に脚光を」浴びせたというのが理由です。この「ウォール街を占拠せよ」運動が経済変革のための多様な草の根運動を誘発するのかどうか、今日は2人のゲストに議論してもらいましょう。ネイション誌の寄稿者でColorLines.comの編集主幹であるカイ・ライトは、同サイトで "Here’s to Occupying Wall Street! (If Only That Were Actually Happening)"(「ウォールストリートを占拠せよ」に乾杯!(それが実際に起きていればね))と題する記事を書いています。

    dailynews date: 
    2011/10/5(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ソマリアの負の結末:モガディシオの爆弾攻撃で死者多数 米国の政策がいかにして武装イスラム組織の脅威に火をつけたか

    ソマリアの首都モガディシオで4日、大量の爆発物を積んだトラックが内閣や教育省など8省庁の入った政府複合庁舎近くで爆発し、少なくとも70人が死亡しました。これに関して、南部ソマリアの多くの地域を支配している武装組織アルシャバブが、この攻撃を認める声明を出しました。同国民の多くは、アルシャバブが西側諸国の援助を拒否していることで深刻な飢饉が起き、死者が多数出ていることを非難しています。「アフリカの角」と呼ばれるソマリアでは、さらに大規模な干ばつも起きており飢饉はさらに深刻化しています。このほどネイション誌の記事のためにソマリアを訪れてきた受賞歴ある調査報道ジャーナリスト、ジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。スケイヒルの記事"Blowback in Somalia" (ソマリアの負の結末)は、米国のソマリアでの政策がいかに武装イスラム勢力の脅威を創り出すことに加担してしまっていたのかを検証しています。

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    2011/10/5(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 革命によるムバラク追放から7ヶ月 エジプトの軍部 反体制派の管理と抑圧を維持

    10月第1週の週末、エジプトの諸政党は、長期間大統領だったホスニ・ムバラクの追放後はじめて開かれる、初の複数候補者による議会選挙を、ボイコットするという脅しを撤回しました。政党は、エジプ トを支配する軍事評議会が、元ムバラク派の候補者の政治復帰を容易にしかねない内容の投票法を修正すると約束したことで、投票への参加に合意しました。しかし軍事評議会の態度軟化は、市民に対する軍事裁判の停止と30年間に及んでいる非常事態法の撤廃という反対派活動家が継続的に求めている要求には、はるかに及びません。一方、エジプトにおける報道の自由は次第に制限され、教員その他の公務員による大規模なストライキが進行中です。デモクラシー・ナウ!の通信員、シャリフ・アブデゥル・クドゥースは、1月以来、エジプトから報告しています。カイロに戻る直前に、クドゥースは、ニューヨークのスタジオで我々と合流しました。

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    2011/10/4(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 報道の自由の勝利:デモクラシー・ナウ!の レポータ- 2008年の共和党大会での逮捕をめぐる和解で画期的な勝利

    3日、デモクラシー・ナウ!は、司会者のエイミー・グッドマンが、プロデューサーのシャリフ・アブドゥル・クドゥースとニコール・サラザールと共に、ミネソタ州セントポールでの2008年共和党党大会でのジャーナリストに対する警察の弾圧に対して起こした訴訟で、最終的な和解にいたったと報告しました。番組ではローワーマンハッタンのズコッティ公園で開かれた記者会見の一部をお見せします。この公園では「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street )」運動の参加者数百人が野営しています。記者会見には、デモクラシー・ナウ!側の弁護士、ワイル・ゴトシャル・アンド・マンゲス法律事務所のスティーブン・ライスと憲法上の権利センター(Center for Constitutional Rights)のアンジャナ・サマントが加わりました。「なぜ、報道の自由 が憲法修正第一条なのかには、理由があります。報道の自由が無ければ、民主主義はないからです」とライスは述べました。「この教訓が適用されるのは海外だけではありません。ここ数ヶ月間、海外でこのことを何度も目にしてきましたが、それは米国にも同じようにあてはまります。」

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    2011/10/4(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 選挙戦争: 選挙区再編成と投票法の変更は2012年に共和党に勝利をもたらすか?

    ブレナン公正センター(Brennan Center for Justice )の新報告書は、投票に関する法律の変更により、500万人以上の投票権が奪われる可能性があると警告しています。この数字は過去3回の大統領選挙のうち2回で、勝敗を決した投票数の差を超えています。報告書が明らかにしたところによれば、カンザス州、サウスカロライナ州、テネシー州、テキサス州、そしてウィスコンシン州に住む320万人が、投票をする際に新たに必要となった州発行の身分証明書を持っていません。ほかにも、犯罪歴を持つ人への投票制限の強化や、米国市民であることの証明書の提示義務などによって、投票所には入れない人たちが出てくるでしょう。投票権への取締りを強化した各州合計で、2012年の大統領の勝利に必要な選挙人投票270票の63%を占めることになります。最近ローリングストーン誌に掲載された記事「共和党が仕掛ける選挙戦争」を書いたアリ・バーマンと、プロ・プブリカの記者で、「選挙区再編成の見えざる手:企業とその他の強力な利権」の共著者であるロイス・ベケットに話を聞きます。この記事は、党派支持の色分けに沿った下院選局の再編成に、いかにカネが物を言っているかを述べています。

    dailynews date: 
    2011/10/4(Tue)
    記事番号: 
    1
  • トロイ・デイビス姉のマルティナ・コレイア、死刑廃止闘争の継続を約束

    1日、9月21日にジョージア州で死刑執行されたトロイ・アンソニー・デイビスの葬儀が行われましたが、その後、彼の姉である姉のマルティナ・コレイアに話を聞きました。コレイアは乳がん闘病の中、弟の命を救うために闘ってきました。「私たちが死刑制度を廃止できることを確信しています。誰もがこう問いかけています、『疑いがあるのに、なぜ殺すのか』と。私たちはもうそんなことは認めません」とコレイアは語りました。

    dailynews date: 
    2011/10/3(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 伝説的コメディアンのディック・グレゴリー、死刑制度とデイビスの死にハンガーストライキで抗議

    人権活動家でコメディアンのディック・グレゴリーは、ジョージア州サバンナにある2000人収容のジョーンズ・バプティスト教会で1日行われた、トロイ・デイビス葬儀の参列者の一人でした。葬儀後、グレゴリーはデモクラシー・ナウ!に対して、デイビスへの死刑執行に抗議するハンガーストライキを約1年間行うと明言しました。「来年の秋まで固形食を食べません」とグレゴリーは語りました。また彼は人々に、1989年に起こり、デイビス本人は常に無実を主張していた非番中のマーク・マクフェイル警官への殺人罪について、「この事件の真実が明らかになること」を祈り、めい想するよう呼びかけました。

    dailynews date: 
    2011/10/3(Mon)
    記事番号: 
    4
  • トロイ・デイビス葬儀、参列した追悼者たちから死刑廃止を願う声

    先週末、ジョージア州サバンナにてトロイ・アンソニー・デイビスの葬儀が行われました。デイビスは、米最高裁判所が死刑執行停止請求を却下した後の9月21日に、ジョージア州のジャクソンにて薬物注射により死刑を執行されました。2000人収容可能なジョーンズビル・バプティスト教会は、参列者で溢れかえりました。デイビスの遺体が墓地へと埋葬される際、23羽のハトが解き放たれました。最初のハトはデイビスの魂を象徴し、残りの22羽は彼が刑務所で過ごした年数を現したものでした。デイビスは、1989年に当日非番だったマーク・マクフェイル警官を殺害した罪で有罪判決を受けました。その後9人の証人中7人が証言を撤回し、さらにデイビスを事件現場に結びつける物的証拠も見つかりませんでした。デモクラシー・ナウ!は葬儀のためサバンナに行き、トロイ・デイビスの弁護士で死刑執行の見届け人でもあったジェイソン・エワート、NAACP(全米黒人地位向上協会)のベンジャミン・ジェラス、アムネスティ・インターナショナルUSAの事務局長ラリー・コックス、NAACPジョージア支部代表のルー・ドゥボーズ、トロイ・デイビスの友人リンダ・サリバン・ラッセル、エベニーザー・バプティスト教会のラファエル・ワーノック代表、トロイ・デイビスの甥であるアントーヌ・デジュアン・デイビスコレイアの追悼談話の一部を放送しました。

    dailynews date: 
    2011/10/3(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ブルックリン橋で700人逮捕:3週目の「ウォール街を占拠せよ」は全米に拡大

    ニューヨーク金融街で行われている「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」キャンペーンは、ブルックリン橋を行進しようとした1日に劇的な展開を迎えました。警察官が700人のデモ参加者を逮捕したことで、同キャンペーンは、近年で最も多くの逮捕者を出した非暴力運動の一つとなりました。警察官に車道におびき寄せられたと語る人や、歩道を歩けとの警察官の指示は聞いていないと述べる人もいます。一方、同様の「占拠」キャンペーンはシカゴ、ボストン、ロサンゼルスといった他都市にも拡がっており、数百人が市庁舎前で抗議のキャンプをしています。番組では「ウォール街を占拠せよ」キャンペーンを組織した主要グループ「General Assembly(全体会議)」のマリサ・ホームズ、同キャンペーンの法務作業グループに参加するマリーナ・シトリン弁護士、さらに今夏ロンドンで発生した抗議運動を取材した作家でジャーナリストのローリー・ペニーを迎えて座談会を行いました。

    dailynews date: 
    2011/10/3(Mon)
    記事番号: 
    2

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