350.comの共同創設者でディレクターのビル・マッキーベンが21日に行われる全米的なキーストーンXL石油パイプラインへの抗議行動「Draw the Line(けじめを付ける)」について話します。16日にはすでに、テキサス州ヒューストンで議論の的となっているこのプロジェクトを推し進めるトランスカナダ社のオフィス前で抗議した13人が逮捕されています。マッキーベンは Oil and Honey: The Education of an Unlikely Activist(『石油と蜜:見込みのない活動家を教育する』)という新著を出したばかりです。マッキーベンは、オバマがキーストーンXL の建設を承認するか否かの決断を保留しているのは歴史的なチャンスだと話します。「もし(オバマが)キーストーン・パイプラインにノーを突きつけたら彼は世界で初めて『建設は相成らん、なぜなら気候に悪影響があるからだ』と表明する指導者となれます」とマッキーベンは言います。「そうしたらコペンハーゲン以降行き詰まっている気候交渉が再開されるきっかけになるかもしれません……よくオバマは自分の議会の愚かしさを非難していて、それは的を得ています。が、キーストーンに関しては自分自身で決定をくださなくてはならないことになってしまった。ですからここはひとつ正しい決断を下したほうがいいのです。」