デイリーニュース

  • 政治学者コーリー・ロビン:右翼の課題を全うできず ボール・ライアンは議員を引退する

    ポール・ライアン米下院議長が今秋の中間選挙には再出馬しないと発表し、ワシントンに衝撃が走りました。下院では40人以上の共和党派議員が辞任または引退を発表しましたが、それには委員会の議長9人が含まれています。11月の中間選挙では勢いに乗る民主党が多数派を勝ち取ることを共和党は恐れているのではないかとの推測をよんでいます。最も有力なライアン議員の後任候補ポール・ニーレンは白人至上主義の反ユダヤ主義者で、米国にいるムスリムを全員国外退去処分にするよう求めている人物です。ブルックリン大学およびニューヨーク市立大学大学院センターの政治学コーリー・ロビン教授に話を聞きます。ロビン教授は、ニューヨーカー誌が「トランプの出現を預言した書籍」と評したThe Reactionary Mind: Conservatism from Edmund Burke to Donald Trump(『反動主義気質--エドマンド・バークからドナルド・トランプまでの保守主義』)の著者です。

    dailynews date: 
    2018/4/12(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「非常に危険な状態」:トランプがシリアを脅迫したことで 米ロ関係も悪化

    バーモント州選出の無所属のバーニー・サンダース上院議員は、議会による宣戦布告なしにシリア攻撃を行わないようトランプ政権に警告しました。4月11日、サンダース議員はツイッターに「トランプ大統領はシリア戦争を拡大する法的権限を持っていない。米国が宣戦布告するかを決定するのは大統領ではなく議会だ。そして議会はその義務を放棄すべきではない」と投稿しました。全米イラン系米国人協議会(National Iranian American Council)のトリタ・パルシと、調査報道サイト『ジ・インターセプト』のゼイド・ジラーニ記者に話を聞きます。ジラーニ記者はWith Latest Syria Threats, Trump Continues to Be More Confrontational Toward Russia Than Obama Was(「最新のシリアへの脅しでトランプはオバマ以上にロシアへの対立の姿勢を示した」)と題された記事をグレン・グリーンウォルドと共同執筆しました。

    dailynews date: 
    2018/4/12(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 民主党上院議員は 気候変動否定 拷問肯定のマイク・ポンペオを国務長官として承認するか?

    4月12日、トランプ大統領が次期国務長官として指名したマイク・ポンペオCIA長官の承認公聴会がはじまりました。2017年、米上院はポンペオを66対32票でCIA長官に承認しましたが、今回の投票はかなり接戦になる見込みです。少なくとも共和党、ランド・ポール議員は、イラク侵攻と拷問を支持したポンペオの承認には反対すると表明しています。ポンペオはまた、長い間反イスラム派団体と関係を持っており、全米イラン系米国人協議会(National Iranian American Council)はポンペオが承認されればイラン核合意が脅かされ、米国がイランを攻撃する危険が高まると警告しています。ポンペオの指名について全米イラン系米国人協議会のトリタ・パルシ理事長と、調査報道サイト『ジ・インターセプト』のスタッフ記者ゼイド・ジラーニに話を聞きます

    dailynews date: 
    2018/4/12(Thu)
    記事番号: 
    1
  • フェイスブックの個人情報スキャンダルの中 児童と未成年者に与える影響への懸念が高まる

    フェイスブックの最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグは、フェイスブックをめぐる大規模な個人情報流出スキャンダルに関して、米議会で5時間に及ぶ証言を行いました。公聴会ではまた、子どもたちによる利用の促進をはかるフェイスブックのマーケティング戦略強化についての疑義も出されました。「コマーシャルのない子ども時代を求めるキャンペーン」(Campaign for a Commercial-Free Childhood)事務局長であるジョシュ・ゴリンと話します。このグループは、子ども向けのフェイスブック メッセンジャー・キッズ(Messenger Kids)の中止を求めるキャンペーンを開始しています。

    dailynews date: 
    2018/4/11(Wed)
    記事番号: 
    4
  • アメリカ自由人権協会:フェイスブックは利用環境における住居と雇用差別をなくす努力が必要

    10日、フェイスブックの最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグは、フェイスブックをめぐる大規模な個人情報流出スキャンダルについて、議会で証言しました。フェイスブックはまた、そのターゲット広告において雇用者や住宅ブローカーによる差別を許容しているとして、公正住宅供給を守るグループから新たな訴訟を起こされています。この訴訟では、フェイスブックの一部の広告主は、アフリカ系アメリカ人や女性に対して求人や住宅の案内広告が表示されないようにしているとしています。アメリカ自由人権協会(American Civil Liberties Union) の査察とプライバシー法律顧問を務めるニーマ・シン・ガリアニに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/4/11(Wed)
    記事番号: 
    3
  • フェイスブックがビルマでのロヒンギャ民族浄化キャンペーンの増強に果たした役割

    ビルマでは、7人の兵士が、ラカイン州西部のインディン村で起こったイスラム教徒ロヒンギャの虐殺に関与した件で、10年の懲役刑を宣告されました。昨年9月に、ロヒンギャの男性10人の遺体が見つかりました。犠牲者は、この少数民族に対するビルマ軍の民族浄化キャンペーンによって殺された人たちであわせて数千人が犠牲になっています。社会活動家たちは何年も前から、ロヒンギャに関するフェイスブック上のヘイトスピーチがこのコミュニティへの暴力増大に貢献しているとして、フェイスブックにヘイトスピーチ規制を求めてきました。ノースカロライナ大学チャペルヒル校の准教授で、図書館情報学が専門のゼイナップ・トゥフェックチーに話を聞きます。彼女はまた、ハーバード大学バークマン・センター、インターネットと社会研究所の準職員(faculty associate)で、Twitter and Tear Gas: The Power and Fragility of Networked Protest (『ツイッターと催涙ガス:ネットワーク化された抗議のパワーと脆弱性』)の著書があります。

    dailynews date: 
    2018/4/11(Wed)
    記事番号: 
    2
  • "フェイスブックはあなたのデータを売っているのではありません。あなたを売っているのです":ゼイナップ・トゥフェックチーが語る同社による利益創出の仕組み

    10日、フェイスブックの最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグは、米上院の公聴会で、5時間にわたって議員たちの質問に応えました。投票者のデータ解析会社、ケンブリッジ・アナリティカは、大統領選でトランプへの支持を高める業務に際し、8700万人以上のフェイスブック・ユーザーのデータを本人の許可なく収集しました。ノースカロライナ大学チャペルヒル校の准教授で、図書館情報学専門のゼイナップ・トゥフェックチーに話を聞きます。彼女はまた、ハーバード大学バークマン・センター、 インターネットと社会研究所の準職員で、Twitter and Tear Gas: The Power and Fragility of Networked Protest (『ツイッターと催涙ガス:ネットワーク化された抗議のパワーと脆弱性』)の著書があります。

    dailynews date: 
    2018/4/11(Wed)
    記事番号: 
    1
  • デンバー・ポスト紙 親会社「ハゲタカ」ヘッジファンドに反旗 126年続く新聞の救済要求

    デンバー・ポスト紙は、オーナー企業でニューヨーク拠点のヘッジファンド、オールデン・グロバル・キャピタル(Alden Global Capital)に対して反旗を翻しました。デンバー・ポスト紙の編集委員会は4月8日、”As vultures circle, The Denver Post must be saved”(「周回するハゲタカからデンバーポストは救済されるべきだ」)と題する社説を掲載しました。オールデン・グローバル・キャピタルは、全米最大の新聞チェーンの1つであるデジタル・ファースト・メディア(Digital First Media)の親会社です。デジタル・ファースト・メディアは2010年以来、全米の新聞社の予算と社員を大幅に削減してきました。その中には、オークランド・トリビューン紙やサンノゼ・マーキュリー・ニュース紙、セント・ポール・パイオニア・プレス紙が含まれます。オールデン・グローバル・キャピタルは、創業者で投資責任者のランドール・スミスと社長のヒース・フリーマンが会社の柱となっています。この2人は困窮した事業に投資して売り払うハゲタカ資本家として金融業界で知られています。デンバー・ポスト紙で大麻関連の編集者だったリカルド・バカに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/4/10(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「申し訳ない」で十分か? ほぼ野放しの個人情報入手で帝国を築いたフェイスブック

    dailynews date: 
    2018/4/10(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「非常に危険な瞬間」:主戦論者ジョン・ボルトン入閣と同時にトランプがシリアに攻撃警告

    トランプ大統領は、反政府勢力が支配するドゥーマで少なくとも40人が死亡し最大で1000人が負傷した、4月第1週のシリアでの化学ガス攻撃疑惑に対して強硬な対応をすると警告しています。トランプは米軍当局者たちとの4月9日の会談中に、措置を講じることを明言しました。米政府と国連の主要同盟国は、化学攻撃でアサド政権を非難しましたが、ロシアは攻撃が起きたことすら証拠がないと主張しています。一方、イランはイスラエルによるシリア空軍基地への4月9日の早朝の空爆で7人のイラン人が死亡したと認めました。政策研究所の研究員で、最新刊Understanding ISIS and the New Global War on Terror (『テロとの新たな世界戦争とISIS理解のために』)を含む何冊かの本の著者であるフィリス・ベニスに、さらに詳しく話を聞きます。「イン・ディーズ・タイムズ」(In These Times)への彼女の最新記事のタイトルは、"It’s John Bolton’s First Day in the White House. We Must Stop Him from Escalating War in Syria"(「これはジョン・ボルトンの米政府での初日 我々は彼がシリアでの戦争を拡大させることを止めなければならない」)です。

    dailynews date: 
    2018/4/10(Tue)
    記事番号: 
    2

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