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2020年10月22日(木)

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  • 【20/10/22/1】ナイジェリアの最大都市ラゴスでは今週、治安部隊が平和的に行われていたデモの参加者12人を射殺しましたが、その後も大規模な警察暴力への抗議活動は続いています。SNSで大量に出回っている動画では、治安部隊がラゴスで国歌を歌うデモ隊に向け直接発砲しているのが見て取れます。抗議活動の規模と激化を抑えるため、当局は外出禁止令を発動しました。この抗議活動は、「特別強盗対策隊(SARS)」と呼ばれる悪名高い警察分隊の解体を求めて始まったものですが、その後、警察暴力および当局者への刑事免責が公認されていることに抗議するという、より広範囲な運動へと発展しています。「私たちは正義を求めているのです。私たちの命が保護され、国の当局者の裁量で私たちが殺されることがないよう求めているのです」と、弁護士で人権活動家、デモにも参加したアデロンケ・イゲは言います。また、もう一人のゲスト、オモイェレ・ソウェレは、抗議活動に参加する若者はこの国の体系的な問題の解決も求めていると、言います。「彼らは警察暴力に抗議しているわけですが、同時に軍の暴力、失業、この国の権力を握る無能で無関心な政権に対しても抗議しているのです」

  • 【20/10/22/2】ナゴルノ・カラバフ地域の領有権をめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの紛争は長年続いてきた問題ですが、本日はその紛争の原因について見ていきます。9月の終わりに再び勃発した今回の紛争ではすでに700人が犠牲となっており、すでにロシアが仲介する停戦が2回試みられたにもかかわらず、悪化する兆しを見せています。ナゴルノ・カラバフは、地理的にはアゼルバイジャン内に位置しますが、人口のほとんどをアルメニア系の住民が占めているため、ソビエト連邦崩壊後、血に塗られた紛争の現場となってきました。今回、発生した紛争は1990年代以来、最悪のもので、トルコが公にアゼルバイジャンを支援し、ロシアがアルメニアと防衛協定を結んでいるため、地域戦争に発展する危険性があります。「首都ステパナケルトは停電していて、完全に暗闇の中です。住民は防空壕や避難所にいるのです」と、同地域で取材するルビーナ・マゴーシアン記者は言います。カリフォルニア大学バークレー校教授で、近日発売のAt the Crossroads of the Armenian-Azerbaijani Conflict: History, Territory, Nationalisms(『アルメニアとアゼルバイジャン紛争の岐路――歴史、地域、ナショナリズム』)の著者ステファン・アストリアンにも話を聞きます。

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