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2020年6月23日(火)

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  • トランプ大統領は、反ファシズム集団が、警察の暴力に対する抗議活動において暴動を煽っていると証拠もなく主張していますが、抗議デモを隠れ蓑に殺人さえも含む暴力行為を行っている「ブーガルー」(boogaloo)運動のような集団についてはたいしたことではないかのように振舞っています。「この国の政治的暴力は圧倒的に極右によるもので、9.11アメリカ同時多発テロ以来、極右の過激派が他のどのイデオロギー集団のメンバーよりもはるかに多くの人間を殺していることが判明しています」と、「南部貧困法律センター」(Southern Poverty Law Center)の上級アナリストのカシー・ミラーは言います。ネオナチの武装集団「ザ・ベース」(The Base)がいかに拡大し、オンライン上で十代の若者を勧誘しているかに対するBBCの新たな調査について、ジャーナリストのアリ・ウィンストンにも話を聞きます。

  • ニューヨーク州、ケンタッキー州、バージニア州で予備選の投票に向かう有権者たちには、長い列が待っています。一方トランプ大統領は、郵便投票は不正につながると不当に主張し、攻撃を続けています。ケンタッキー州は投票場の数を3700からたった170に縮小しました。これは95%の縮小です。このような抑圧的な作戦にも関わらず、「記録的な投票率の可能性があります」と、「黒人の投票も大切」(Black Voters Matter)の共同設立者で代表のクリフ・オルブライトは指摘しています。

  • アムネスティ・インターナショナルの新しい報告書によれば、5月26日から6月5日の間に40州で行われた「黒人の命も大切」(Black Lives Matters)デモにおいて、警察による暴力が少なくとも125件確認されました。いわゆる低致死性兵器でダラス警察によって顔面を撃たれ左目を失明し顔を骨折した26歳の黒人男性ブランドン・サエンズに話を聞きます。サエンズの弁護士であるダリル・ワシントンにも、彼がサエンズの事件後、ダラス市での警察による化学薬品とゴム弾の使用に対する90日の仮差し止め命令を勝ち取ることに、どのように貢献したか、話を聞きます。

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