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2020年6月11日(木)

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  • 各州で自宅待機命令の緩和と経済再開が続いている米国では、公式に確認されたコロナウイルス感染者が200万人を超えました。更に12以上の州で新規感染者数が増加しています。「今の公式感染者数は、実体より少なく、漏れた感染者が一定数いるため、新たな感染の波が全米に広がっているのではないかと心配しています」と、コロンビア大学医療センター緊急医療科、「グローバル・ヘルス」のディレクター、クレイグ・スペンサー医師は言います。

  • 故郷のヒューストンでジョージ・フロイドの葬式を行った翌日、ジョージの弟、フィローニス・フロイドが連邦議会で議員たちを前に警察の暴力を終わらせるよう求めました。「疲れました。痛みはもうたくさんです」とフロイドは下院司法委員会で語りました。「経歴やジェンダー、人種に関係なく、多くの人々が集結して変化を求めています。彼らに敬意を払ってください。ジョージに敬意を払ってください」

  • 警察暴力と人種差別に反対するデモが全米で続いていますが、歴史家でUCLAアフリカ系米国人学教授のロビン・D・G・ケリーに話を聞きます。「現在の状況は偶然の産物ではありません」とケリーは言います。これは人種正義のオーガナイザー達が、このような機会が訪れた時のために、過去10年間基礎を築いてきたおかげだと指摘します。「問題は、これが持続可能かという点です」(画像クレジット:E・マッキー)

  • ワシントン州シアトルでは、警察が抗議デモに暴力で応戦した後、参加者たちが6ブロックをバリケードで囲み「自治区」であると宣言しました。対立が数日間続く中、警察がバリケードを撤去し東部地区警察署ビルを放棄したため、デモ隊はこの地区に移動し、そこを「自由キャピトル・ヒル」と名付けました。シアトルで、抗議デモと警察による弾圧を生でストリーミングしてきた市民ジャーナリスト、オマリ・ソールズベリーに話を聞きます。(画像クレジット:オマリ・ソールズベリー)

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