デイリーニュース

  • 帝国の基地は要らない 自国に米軍基地を抱える活動家たちが国を超えて結集

    米国は世界数十カ国に700を超える米軍基地を維持しています。反基地活動家たちの国際的なキャンペーンである「No Bases for Empire(帝国の基地は不要)」の講演ツアーで米国に滞在中の2人に話を聞きます。チェコ共和国のヤン・タマスは東ヨーロッパに配備予定の米ミサイルシステムに反対する連合体「ノー・ベイシス・イニシアティブ」創始者です。オリビエ・バンクルトはチャゴス難民グループという団体に所属しています。彼は4歳のときに生まれ故郷のインド洋の英領ディエゴ・ガルシア島を追放されました。英軍が同島民を追い出した1970年代初め以降、米国がそこを借り受け、軍事基地を設置しているのです。 ★ 字幕動画はこちら
    ★ DVD 2009年度 第4巻 「海外に広がる米軍基地」に収録

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    2008/4/18(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 偉大なるアメリカの偽善者たち 2008年大統領選でのメディア企業の失態をグレン・グリーンウォルドが語る

    16日にペンシルバニアで行われた民主党候補の討論会で、それを主催したABCの進行方法が厳しい批判を浴びています。討論会の開始から45分間、司会のチャールズ・ギブソンとジョージ・ステファノポロスが焦点を当てたのは、ペンシルバニアの有権者の中には雇用不安の苦々しい思いから銃などに依存している人もいるとするオバマの発言や、批判の多い彼とジェレミア・ライト牧師との関係の一件、 クリントンのボスニア訪問の際の「狙撃者されかけた」との発言の信憑性問題、オバマが着けなくなった星条旗の襟章のことやビル・ クリントンが恩赦を与えたテロ容疑者の一件など、ゴシップに属す るようなことだったからです。Great American Hypocrites: Toppling the Big Myths of Republican Politics(『偉大なるアメリカの偽善者たち:共和党政治の大いなる神話を剥ぐ』)の著者であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/4/18(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米最高裁の薬物注射による死刑容認判決で刑執行再開へ

    米連邦最高裁判所が16日に薬物注射による死刑執行を容認したことで、数州が死刑執行の再開を表明しています。ケンタッキー州が採用している薬物注射による死刑執行のこの方法に対して、最高裁は7対2の票決で容認する判決を下したのです。「死刑に反対するテキサス連合」の創始者デイビッド・アトウッドに話を聞きましょう。

    dailynews date: 
    2008/4/18(Fri)
    記事番号: 
    1
  • エメ・セゼール死去(1913-2008):植民地主義に抵抗した「ネグリチュード(黒人性)」の詩人

    フランスの海外県マルティニク出身の詩人で作家、政治家で反植民地主義運動の活動家エメ・セゼールが17日、94歳で死去しました。セゼールは、黒人としての自意識と自尊心の復権を提唱した文化運動を代表する存在であり、セゼール自らその運動を「ネグリチュード」と名付けました。文化によって植民地主義と人種差別に立ち向かう彼の姿勢は、世界中のさまざまな世代の活動家や作家らに影響を及ぼしました。
    dailynews date: 
    2008/4/21(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「Recreate '68」(68年をもう一度) 大統領候補決定する米民主党全国大会に対し、抗議デモ計画

    米大統領選の今後の山場は、8月にデンバーで行われる民主党大会まで同党の候補指名争いがなだれ込むかどうかであるようにみられています。しかし、民主党のどちらの候補が指名されるにせよ、2大政党制そのものと今も続くイラク戦争にうんざりしている多くの活動家らは、民主党大会にあわせて抗議デモを開催する予定です。このデモ「Recreate ’68」(68年をもう一度)の オーガナイザーを務めるマーク・コーエンと、米国自由人権協会 (ACLU)のコロラド州法務顧問のマーク・シルバースタインに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2008/4/21(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 国民皆保険を提唱する保守派福音主義者、ロッキー・ホワイト医師

    米大統領選の民主党候補指名を争うバラク・オバマ候補とヒラリー・クリントン候補がそれぞれ提示する医療保険制度には違いがあるものの、どちらの候補者も単一支払い者制度による公的医療保険を提案してはいません。しかし、2007年12月に米国最大の医療専門組織、米国内科学会(American College of Physicians、ACP)が支持を表明した医療保険案は、単一支払い者制度による国民皆保険そのものでした。この医療保険プログラムを熱心に支持する人物としては、異例の保守派のバックグラウンドを持つロッキー・ホワイト医師に話を聞きました。保守派のキリスト教福音主義者を自認するロッキー・ホワイト医師は、非営利団体「Health Care for All Colorado(全コロラド州民に皆保険を)」の理事を務めています。
    dailynews date: 
    2008/4/21(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米軍兵の平和:イラク戦争退役軍人が米軍撤退を求めて生まれ故郷のユタ州を徒歩で横断

    米軍予備兵の軍曹マーシャル・トンプソンは、従軍ジャーナリストとしてイラクに1年間滞在しました。彼はイラク全土で取材し、数千人の米兵にインタビューを行いました。トンプソンは2006年10月、イラク戦争反対と米軍撤退を求めて自らの出身地であるユタ州500マイル(約805 キロ)を27日間かけて徒歩で横断しました。

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    2008/4/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ペンタゴンの御用「軍事専門家」:国防省のプロパガンダ策を検証

    ニューヨークタイムズ紙は、米国防総省がイラク戦争開戦前、イラクを差し迫った脅威として描き出すために、いわゆる軍事アナリストとしてテレビ出演させる目的で75人以上の元米軍仕官を雇ったことを明らかにしました。国防総省は、ブッシュ政権の戦時演出に有利なニュース報道を生み出す宣伝攻勢のために、こうしたアナリストたちを使い続けていると同紙は報じています。元空軍大佐のサム・ガーディナーと、フェアネス・アンド・アキュレシー・イン・レポーティング(報道の公正と正確さを追求する会)のピーター・ハートから話を聞きます。

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    2008/4/22(Tue)
    記事番号: 
    2
  • パラグアイ大統領選で「貧者の司教」フェルナンド・ルゴが勝利 61年間の保守支配に幕

    南米パラグアイの大統領選が4月20日に投開票され、元カトリック教会司教で「貧者の司教」として知られるフェルナンド・ルゴ候補が当選しました。保守派ののコロラド党選出ではない大統領が当選したのは、1946年以来のことです。ルゴ候補は得票率41%を獲得し、得票率31%だったコロラド党女性候補ブランカ・オベラルを破って勝利しました。ルゴは政治的腐敗を一掃し、国の資産を社会福祉に注ぐと誓約しました。パラグアイの首都アスンシオンから、ジャーナリストのマイケル・フォックスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/4/22(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 鉛中毒実験の為 貧困黒人地区で汚染された泥をまく

    APが20日にスクープしたニュースに関して、NAACP(全米黒人地位向上協会)と議会議員たちが調査を求めています。2000 年に連邦政府の補助金で実施された科学実験で、子供たちの体内の 鉛毒を薄められるかどうかを確かめるために貧困黒人地区の土地に 下水の汚泥がまかれたという記事です。使用したのは生活排水や工 業廃水などの下水処理工場の汚泥混合物で、ボルチモアの低所得者世帯9戸の芝地の敷地とイリノイ州イースト・セントルイス市の小学校横 の空き地にまかれたということです。これをスクープしたAP通信の ジョン・ハイルプリンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/4/23(Wed)
    記事番号: 
    3

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